貞光川
貞光川(さだみつがわ)は、徳島県を流れる吉野川水系の一級河川である。別名は木綿麻川(ゆうまがわ)。
貞光川 | |
---|---|
水系 | 一級水系 吉野川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 25.3 km |
平均流量 | -- m3/s |
水源 | 丸笹山 |
水源の標高 | 1,712 m |
河口・合流先 | 吉野川 |
流域 | 徳島県美馬郡つるぎ町 |
地理
編集剣山系の丸笹山(標高1,712m)に水源があり、旧美馬郡一宇村・貞光町を経て吉野川に合流する。釣りの名所でもありつるぎ町ではアメゴやアユが釣れる。
歴史
編集古代、忌部族がユウ麻を栽培して当川の水に漬けて皮をはぎ衣料として製織したため、木綿麻川という別名がある。
かつては木材の流送に利用されていたが、明治時代中期に郡道が開通すると、その役割を譲った。1925年に吉良発電所(最大出力2,700kw)、1931年に一宇村に切越発電所(4,000kw)が建設されている。