豊似岳(とよにだけ)は、北海道幌泉郡えりも町にある標高1,105 mである。日高山脈主稜線上最南に位置し、日高山脈襟裳十勝国立公園に含まれる。山頂には一等三角点(点名「豊似山I」)[1]がある。

豊似岳
襟裳岬から望む日高山脈 豊似岳
標高 1,105 m
所在地 日本の旗 日本
北海道幌泉郡えりも町
位置 北緯42度04分37秒 東経143度13分59秒 / 北緯42.07694度 東経143.23306度 / 42.07694; 143.23306座標: 北緯42度04分37秒 東経143度13分59秒 / 北緯42.07694度 東経143.23306度 / 42.07694; 143.23306
山系 日高山脈
種類 褶曲山脈
初登頂 正木照信1901年
豊似岳の位置(日本内)
豊似岳
豊似岳の位置
プロジェクト 山
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名称の由来

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アイヌ語で「土(食用土)」を表す「トイ(toy)」に由来する地名が由来と考えられており、「トイオイ(トヨイ)[2]」〔土・ある・もの(所・川)〕や「トイウンイ(トユニ)[3]」(土・ある・所)などが考えられている[4][5]

登山ルート

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登山道は、国道336号の追分峠にある町営肉牛牧場内の登山口から米軍通信所跡の尾根まで付いている。えりも町では、便宜上この登山道終点を“豊似岳”としている[6]。一等三角点のある本峰に至る尾根には登山道がなく、潅木に覆われた踏み跡を辿る必要がある。

近隣の山

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豊似岳から北へ続く日高山脈の主稜線
 
豊似岳から南方面の襟裳岬突端
  • 観音岳 (932 m)
  • オキシマップ山 (895 m)
  • 袴腰山 (871.9 m)
  • アポイ岳 (810.6 m)

主な事件・事故

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脚注

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  1. ^ 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス
  2. ^ アイヌ語ラテン翻字:toy-o-i
  3. ^ アイヌ語ラテン翻字:toy-un-i
  4. ^ アイヌ語地名リスト トヨト~ノブシ P91-100”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月17日閲覧。
  5. ^ 日本山岳会『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年
  6. ^ 駒井千恵子『花あるき アポイ岳・えりも』北海道新聞社、2012年
  7. ^ 「遭難の自衛隊機発見 北海道・日高の山中で」『日本経済新聞』昭和40年8月2日 15面

関連項目

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外部リンク

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