谷川賢作
人物
編集- 祖父は哲学者で法政大学総長の谷川徹三、父は詩人の谷川俊太郎、母は元新劇女優の大久保知子。娘はスタイリストの谷川夢佳。
- 玉川学園高等部卒業後、作曲家佐藤允彦に師事し、1986年に映画『鹿鳴館』で作曲家デビューした。
- 1996年に父、谷川俊太郎の現代詩を歌うグループ「DiVa」を結成。父とともに全国各地で音楽と朗読のコンサートを行っている。
- ピアノソロの活動(ピアノソロシリーズ)。
- ジャズをベースにポップス、童謡・ラテンまでジャンルにとらわれず、古今東西の曲を演奏するバンドパリャーソ。パリャーソとはポルトガル語でピエロ、道化師の意味。2001年12月の結成以来、全国各地でのライブ、コンサートはすでに200本以上を数える。続木力(ハーモニカ)、谷川賢作(ピアノ)。
- 1986年の「鹿鳴館」以降、「かあちゃん」を除くすべての市川崑監督映画の音楽を手がけた。
作品
編集映画
編集- 「鹿鳴館」(山本直純と連名、1986年、市川崑監督)
- 「映画女優」(1987年、市川崑監督)
- 「竹取物語」(1987年、市川崑監督)
- 「つる -鶴-」(1988年、市川崑監督)
- 「天河伝説殺人事件」(宮下富実夫と連名、1991年、市川崑監督)
- 「帰って来た木枯らし紋次郎」(1993年、市川崑監督)
- 「四十七人の刺客」(1994年、市川崑監督)
- 「八つ墓村」(1996年、市川崑監督)
- 「シャ乱Qの演歌の花道」(シャ乱Qと連名、1997年、滝田洋二郎監督)
- 「どら平太」(2000年、市川崑監督)
- 「新選組」(2000年、市川崑監督)
- 「犬神家の一族」(2006年、市川崑監督)
テレビドラマ
編集- 『命のビザ』(1992年12月18日、フジテレビ)
- 「その木戸を通って」(1993年、フジテレビ、市川崑監督)
- 「盤嶽の一生」(2002年、フジテレビ、役所広司主演、市川崑他監督)
- 「娘の結婚」(2003年、WOWOW、市川崑監督)
アニメシリーズ
編集その他
編集- 「GO TO THE SPACE WORLD」(1990年、スペースワールドテーマソング)
- 「その時歴史が動いた」テーマ音楽(2000年3月29日 - 2009年3月18日、NHK大阪放送局)
- 「群馬県立桐生高等学校校歌」(2021年)
受賞
編集- 日本アカデミー賞優秀音楽賞(1988年、1995年、1997年)
- 第40回アジア太平洋映画祭最優秀音楽賞(1995年)
- おおさかシネマフェスティバル2013(2013年)
外部リンク
編集- 谷川賢作オフィシャルサイト
- 谷川賢作 (@tanikenn) - X(旧Twitter)
- DiVaホームページ[1]