かあちゃん』は2001年製作の日本時代劇映画。監督は市川崑

かあちゃん
監督 市川崑
脚本 和田夏十
竹山洋
原作 山本周五郎
製作 西岡善信
中村雅哉
長瀬文男
松村和明
出演者 岸惠子
原田龍二
うじきつよし
勝野雅奈恵
山崎裕太
飯泉征貴
音楽 宇崎竜童
撮影 五十畑幸勇
編集 長田千鶴子
製作会社 映像京都
日活
IMAGICA
シナノ企画
配給 東宝
公開 日本の旗 2001年11月10日
上映時間 96分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 6億7700万円[1]
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概要

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江戸時代の貧乏長屋を舞台に、人を信じ愛することを信条とするひとりの母親を巡る山本周五郎の同名短篇を基にした人情ドラマ。撮影は五十畑幸勇、主演は岸惠子。第25回モントリオール国際映画祭コンペティション部門出品、

あらすじ

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出演

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スタッフ

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製作者 西岡善信中村雅哉長瀬文男松村和明
原作 山本周五郎
脚本 和田夏十竹山洋
音楽 宇崎竜童(編曲:中村哲
撮影 五十畑幸勇
美術 西岡善信
録音 斉藤禎一
調音 大橋鉄矢
照明 下村一夫古川昌輝
編集 長田千鶴子
助監督 小笠原佳文
製作担当者 丹羽邦夫
衣裳 乾保直
スクリプター 川野恵美
スチール 橋山直巳
音響効果 斎藤昌利林彦佑
色彩設計 谷川創平
時代考証 大石学
現像 IMAGICA
スタジオ 松竹京都撮影所
タイトル画 和田誠
タイトル 島田プロダクション
色彩設計 谷川創平
デジタル合成 by Shake Film 越智武彦ささきやよい
協力 光映新社コダック新映美術工芸嵯峨映画八木かつら松竹衣装高津商会IMAGICAウェスト関西ロケーションサービスビジュアル・プロセッション・ジャパンカネボウコスミリオンアークホテル京都
プロデューサー 西村維樹猿川直人鶴間和夫野口正敏
監督 市川崑
製作委員会 映像京都IMAGICAシナノ企画日活
録音 東宝サウンドスタジオ
現像 IMAGICA
配給 東宝

製作

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監督を担当した市川崑大映と契約していた頃に映画化を試み、妻で脚本家の和田夏十が脚本を執筆するも、大映から監督デビューする西山正輝の中篇映画用に脚本を提供するよう依頼があり、和田が改稿を行った上で久里子亭名義で提供し、その際は『江戸の青空』という題名で劇場公開されたが、この改稿前のオリジナルを竹山洋が劇場用に手直したものが使用されている。脚本の第二稿段階では長屋の大屋役には植木等が想定されていたが、小沢昭一に変更となった。音楽は本人の強い希望で宇崎竜童が担当したが、出来上がりを少し甘いと感じた市川が、調音担当の大橋鉄矢と相談して、宇崎が作った曲全体のトラックを全てバラしてリズムを追加する等、音楽全体を再構築した上で、本編で使用している[2]

上映データ

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公開日
上映時間
2001年 11月10日 日本 96分
サイズ シルバーカラー ビスタビジョン
受賞歴 第25回モントリオール世界映画祭 特別功労賞 市川崑
第25回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞 岸惠子
優秀美術賞 西岡善信
第75回キネマ旬報ベストテン 日本映画第14位
読者選出 日本映画第11位
第51回芸術選奨 竹山洋
第19回川喜多賞 市川崑
第14回日刊スポーツ映画大賞 主演女優賞 岸惠子
文部科学省選定

映像ソフト化

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ソフト 発売日 販売元 ASIN
VHS 2002年6月21日 日活 B000067P0F
DVD B000066O5G

脚注

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  1. ^ 「2001年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2002年平成14年)2月下旬号、キネマ旬報社、2002年、138頁。 
  2. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P449~452

参考文献

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  • 『シネアスト 市川崑』キネマ旬報社、2008年。ISBN 4873766699 
  • 『映画の賞辞典』日外アソシエーツ、2009年。ISBN 4816922237 
  • 『映画賞受賞作品事典 邦画編』日外アソシエーツ、2011年。ISBN 4816923128 

外部リンク

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