讃岐財田駅

香川県三豊市にある四国旅客鉄道の駅

讃岐財田駅(さぬきさいだえき)は、香川県三豊市財田町財田上にある四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号D18。標高151.6 m[3]

讃岐財田駅
さぬきさいだ
Sanuki-Saida
D17 黒川 (2.3 km)
(8.2 km) 坪尻 D19
地図
所在地 香川県三豊市財田町財田上7311番地
北緯34度7分3.31秒 東経133度48分51.05秒 / 北緯34.1175861度 東経133.8141806度 / 34.1175861; 133.8141806座標: 北緯34度7分3.31秒 東経133度48分51.05秒 / 北緯34.1175861度 東経133.8141806度 / 34.1175861; 133.8141806
駅番号 D18
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 23.9 km(多度津起点)
電報略号 サタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
16人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)5月21日[1]
備考 無人駅[2]
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三豊市財田地区唯一の駅だが、その中心部からは離れた丘陵上にあり、普通列車のみ停車する。地名の読みは「さい」だが駅名の読みは「さい」となっている。

歴史

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駅構造

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単式・島式混合2面3線地上駅一線スルーである。半径604 mの曲線で3.3 ‰の勾配上に位置し[3]、駅舎側1番線が上下本線琴平駅方制限速度100km/h、阿波池田駅方制限速度85km/h)。2番線は下り副本線で上り方向の入線・出発は非対応。3番線が上下副本線。列車同士の行き違いと列車の追い抜きが可能である。ホーム間は構内踏切で移動する。

1984年から無人駅となっている[2]。開業以来となる築101年にもなった木造の駅舎は老朽化もあり、2024年5月に解体[6][7]。同年7月31日にアルミ屋根の下にベンチを置いた造りの駅舎に建て替えられ、供用を開始した[8]

駅舎跡の脇に香川県の保存木に指定されているタブの巨木がある[9]。この木の樹齢は700年とも800年ともいわれ[10]、土讃線の建設の際はこの木を避けるように線路が敷設された[11][12]。この木は観光列車・四国まんなか千年ものがたりのヘッドマークのイメージのひとつとして使用された[13]

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1 土讃線 上り 琴平多度津高松方面 通常はこのホーム
下り 阿波池田大歩危高知方面
2 下り 主に行き違い時
3 下り 主に通過列車待避時
上り 琴平・多度津・高松方面

利用状況

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解体された旧駅舎(2010年5月撮影)

1日平均の乗車人員は下記の通りである。[14]

乗車人員推移
年度 1日平均人数 出典
2004年 59 [15]
2005年 51
2006年 49
2007年 49
2008年 47
2009年 37 [16]
2010年 40
2011年 33
2012年 38
2013年 32
2014年 30 [17]
2015年 24
2016年 20
2017年 15
2018年 14
2019年 16 [18]

駅周辺

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バス路線

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隣の駅

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四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
普通
黒川駅 (D17) - 讃岐財田駅 (D18) - 坪尻駅 (D19)(※) - 箸蔵駅 (D20)
(※)一部の普通列車は坪尻駅に停車しない。

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、664頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c “10駅の停留所化実施”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年2月2日) 
  3. ^ a b 『全国鉄道事情大研究 四国篇』110頁。
  4. ^ 日本国有鉄道四国総局総務部情報管理室 編『鉄道要覧 昭和58年度』日本国有鉄道四国総局、1984年8月1日、49頁。doi:10.11501/12090522全国書誌番号:84056405 
  5. ^ “「通報」山陽本線嘉川駅ほか25駅の駅員無配置について”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年2月1日) 
  6. ^ a b 「財田の木造駅舎 さよなら 築101年 建て替えへ」『読売新聞読売新聞社、2024年5月4日、大阪朝刊、17面。
  7. ^ a b “築101年の木造駅舎まもなく取り壊し、ボードに集まる住民らの思い出…「戦死した兄を見送ったエキさようなら」”. 読売新聞 (読売新聞社). (2024年5月4日). オリジナルの2024年5月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20240510115314/https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240504-OYO1T50010/ 
  8. ^ a b “「讃岐財田駅 簡易駅舎に”. 読売新聞. (2024年8月9日). https://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20240809-OYTNT50073/ 
  9. ^ 香川の保存木 - 財田駅前のタブノキ - 香川県(香川の環境)、2015年11月25日閲覧。
  10. ^ 大きな木プロジェクト Vol.1 香川県財田・タブノキ - NPO法人瀬戸内オリーブ基金、2015年11月26日閲覧。
  11. ^ 樹齢800年のタブの木 - 三豊市観光協会、2015年11月25日閲覧。
  12. ^ 讃岐財田駅とタブの木 - ツバメ工業株式会社、2012年7月27日、2015年11月25日閲覧。
  13. ^ JR四国・四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行・おとなの遊山箱」(4,500円)~あっという間の3時間!四国のまんなかでオトナ旅!!【ライター望月の駅弁膝栗毛】ニッポン放送NEWS NLINEコラム
  14. ^ みとよの身の丈 2021年4月14日閲覧
  15. ^ 平成22年版 みとよの身の丈 三豊市データブック 第10章 運輸・通信 P.72 、2021年4月14日閲覧
  16. ^ 平成27年版 みとよの身の丈 三豊市データブック 第10章 運輸・通信 P.69、2021年4月14日閲覧
  17. ^ 令和2年版 みとよの身の丈 三豊市データブック 第10章 運輸・通信 P.66、2021年4月14日閲覧
  18. ^ 令和2年版 香川県統計年鑑 11.運輸・通信 2021年4月14日閲覧

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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