角田恭弥
角田 恭弥(かくだ きょうや、1982年7月24日 - )は、日本の映画監督、脚本、テレビディレクターである。助監督をする一方、自主制作映画や連続ドラマなどを監督をしている。
来歴
編集京都府京都市の老舗呉服問屋「誉田屋源兵衛」の三男として生まれる。幼少期から祖母と毎週映画に行き、その影響もあって23歳の時に日本映画学校(20期)に入学する。是枝裕和監督の作品に憧れを抱いており、卒業後はドキュメンタリー制作会社に入社して、NHKなどのドキュメンタリー番組にADとして参加する。[要出典]
3年半後、ドキュメンタリー制作会社を辞め、助監督として映画監督を改めて目指す。入江悠 や蜷川実花 、安里麻里などの作品に参加し、助監督としてのキャリアを積む。その後、自費150万を掛けて[要出典]自主制作映画「ユウカイ犯」を制作。映画祭で数々の賞を受賞。それを機に榊英雄の薦めでオークラ映画「アノコノシタタリ 」で長編映画監督デビューを果たす。
2020年11月に行われたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)主催の「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2020」の「監督部門」に『10歳、ぼくのじんぎ(仮)』で参加した[1]。グランプリは逃したが[1]、映像化に向けて企画検討されることが発表された[2]。
現在は連続ドラマで監督するなど、映像を作り続けている。
作品
編集監督作品
編集- 映画
- 『ユウカイ犯』監督・脚本(2018年)
- 『アノコノシタタリ』監督・脚本(2019年)
- ドラマ
- 『ただ離婚してないだけ』第5話・第6話(2021年、テレビ東京系列、主演:北山宏光 中村ゆり) - 監督[6]
- 『ゲキカラドウ2』第4話・第8話・第10話・第11話(2023年、テレビ東京、主演:桐山照史) - 監督
- 『好感度上昇サプリ』(2023年、テレビ東京、主演:三浦貴大) - 監督
- 『泥濘の食卓』第3話・第6話・第8話(2023年、テレビ朝日、主演:齋藤京子) - 監督
- 『ハコビヤ』第5話・第7話(2024年、テレビ東京、主演:田辺誠一 影山優佳)- 監督
- 『君が獣になる前に』第3話・第6話・第10話(2024年、テレビ東京、主演∶北山宏光)監督
- テレビ番組
- 『世界は教科書で出来ている』ドラマパート(NHK総合テレビジョン)
助監督参加作品
編集- 『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』(監督:蔵方政俊、2014年)
- 『クローバー』(監督:古澤健、2014年)
- 『太陽』(監督:入江悠、2016年)
- 『桜ノ雨』(監督:ウエダアツシ、2016年)
- 『サブイボマスク』(監督:門馬直人、2016年)
- 『天使のいる図書館』(監督:ウエダアツシ、2017年)
- 『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(監督:柴山健次、2018年)
- 『きらきら眼鏡』(監督:犬童一利、2018年)
- 『ギャングース』(監督:入江悠、2018年)
- 『こはく』(監督:横尾初喜、2019年)
- 『人間失格 太宰治と3人の女たち』(監督:蜷川実花、2019年)
- 『水上のフライト』(監督:兼重淳、2020年)
- 『マイダディ』(監督:金井純一、2021年)
- 『蜜月』(監督:榊英雄、2022年公開予定・公開中止)
脚注
編集- ^ a b CREATORS’ PROGRAM FILM 2020」結果発表。最終審査会に女優・土屋太鳳が登場! - 蔦屋書店プレスリリース(PRTIMESへの転載)
- ^ “土屋太鳳、3回断った難役を受けた理由を明かす”. シネマトゥデイ. (2020年11月19日) 2020年11月28日閲覧。
- ^ 東京神田ファンタスティック映画祭結果発表 - 神保町映画祭(2018年11月10日)
- ^ 横浜から生まれる新しい風〜2018年横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル受賞結果発表! - Cinefile(2018年11月25日)
- ^ 【第二回渋谷ミクロ映画祭 受賞発表】 - 渋谷ミクロ映画祭Twitter(2019年4月15日)
- ^ テレビ東京 -【ドラマホリック!】ただ離婚してないだけ