西開聞町
西開聞町(にしかいもんちょう[2])は、鹿児島県薩摩川内市の町[3]。旧川内市西開聞町。郵便番号は895-0055[4]。人口は538人、世帯数は230世帯(2020年10月1日現在)[5]。西開聞町の全域で住居表示を実施している[6]。
西開聞町 | |
---|---|
向田神社 | |
北緯31度48分58.6秒 東経130度18分1.7秒 / 北緯31.816278度 東経130.300472度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 薩摩川内市 |
地域 | 川内地域 |
人口 (2020年10月1日現在) | |
• 合計 | 538人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
895-0055 |
市外局番 | 0996 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
運輸局住所コード | 46514-0349[1] |
地理
編集薩摩川内市の本土側の南西部、川内川の下流域に位置している。薩摩川内市の市街地に位置しており、字域の北方には川内川を挟んで花木町、宮内町、南方には鹿児島県道43号川内串木野線を境に若松町、南方から西方にかけては宮里町、東方には東開聞町、南東方には神田町がそれぞれ接している。
西開聞町及び隣接する東開聞町の字名の由来となった向田神社(別名:開聞神社)が字域のほぼ中央部に位置している[7]。現在の向田神社は1967年(昭和42年)に創建されたものであるが、前身となる八坂神社は1965年(昭和40年)に台風によって倒壊するまで現在の向田神社の所在地に位置していたが、倒壊した本殿を復興した際に向田神社に改称されたものである[8]。
字域の南端部を鹿児島県道43号川内串木野線が東西に通っており、中央部には薩摩川内市道向田高城線が通り、北部には開戸橋が架かっており花木町及び宮内町などと結ばれている[7]。
町名の由来
編集歴史
編集1965年(昭和40年)4月1日に向田町の一部の区域において住居表示に関する法律に基づき街区方式による住居表示が実施されることとなった[9]。それに伴い同日付で町名・地番の変更が行われ川内市向田町の一部より、川内市の町名「西開聞町」として設置された[10][3]。
2004年(平成16年)10月12日に川内市、東郷町、入来町、祁答院町、樋脇町、下甑村、上甑村、鹿島村、里村が新設合併し薩摩川内市が設置された[11]。この市町村合併に伴い設置された法定合併協議会において川内市の町・字については「現行通りとする。」と協定されたため、名称の変更は行われずに薩摩川内市の町となった[12]。
町域の変遷
編集変更後 | 変更年 | 変更後 |
---|---|---|
西開聞町(新設) | 1965年(昭和40年) | 向田町(一部) |
人口
編集以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[13] | 556
|
2000年(平成12年)[14] | 505
|
2005年(平成17年)[15] | 455
|
2010年(平成22年)[16] | 458
|
2015年(平成27年)[17] | 467
|
2020年(令和2年)[5] | 538
|
施設
編集公共
編集寺社
編集- 向田神社
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[23]。
町丁 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
西開聞町 | 全域 | 薩摩川内市立川内小学校 | 薩摩川内市立川内中央中学校 |
交通
編集鉄道
編集町域内には鉄道は通っていない。最寄りの駅は川内駅である。
道路
編集脚注
編集- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “本市の町名一覧について”. 薩摩川内市. 2020年8月8日閲覧。
- ^ a b 昭和40年鹿児島県告示第323号(字の区域の変更、鹿児島県公報第5304号昭和40年3月31日付所収)
- ^ “鹿児島県薩摩川内市西開聞町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b “国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ “住居表示”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 762.
- ^ a b “向田神社”. 鹿児島県神社庁. 2011年10月4日閲覧。
- ^ 川内郷土史編さん委員会 1980, p. 655.
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 494.
- ^ 市町村の廃置分合(平成16年総務省告示第590号、 原文)
- ^ “町名・字名の取り扱いについて”. 川薩地区法定合併協議会. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “公共施設案内~生涯学習・社会教育・市民スポーツ施設”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “公共施設案内~地区コミュニティセンター”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “公共施設案内~消防・救急・保健センター・診療所”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “薩摩川内市スポーツ施設一覧”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “公共施設案内~福祉関係機関・福祉施設”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2011年10月5日閲覧。
参考文献
編集- 川内郷土史編さん委員会『川内市史 下巻』川内市、1980年。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。
座標: 北緯31度48分58.6秒 東経130度18分1.7秒 / 北緯31.816278度 東経130.300472度