西磐井郡
岩手県の郡
人口6,627人、面積63.39km²、人口密度105人/km²。(2024年12月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- 平泉町(ひらいずみちょう)
郡域
編集歴史
編集郡発足までの沿革
編集区分 | 村名 | 所属代官区 | 所轄郡奉行 | |
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西岩井 (24か村) |
仙台藩領 (13か村) |
赤荻村、五串村、猪岡村、作瀬村、達谷村、中尊寺村、中里村、樋口村、平泉村、戸河内村、細谷村、前堀村、山目村 | 山目代官所 | 奥郡奉行 |
一関藩領 (11か村) |
一関村、二関村、三関村、市野々村、鬼死骸村、上黒沢村、下黒沢村、狐禅寺村、滝沢村、達古袋村、牧沢村 | |||
流 (16か村) |
仙台藩領 (2か村) |
東永井村、西永井村 | 金成代官所 (栗原郡金成) |
中奥郡奉行 |
一関藩領 (14か村) |
蝦島村、男沢村、金沢村、金森村、清水村、峠村、富沢村、中村、奈良坂村、日形村、上油田村、下油田村、楊生村[1]・涌津村 |
- 明治元年9月24日(1868年11月8日) - 仙台藩主伊達慶邦が薩長軍に降伏。全領土62万石を没収される。
- 明治元年12月7日(1869年1月19日) - 陸奥国の分割により、本郡は陸中国の所属となる。
- 明治元年12月23日(1869年2月4日) - 仙台藩領および一関藩領の一部(流の全域)が上野沼田藩取締地となる。
- 明治2年
- 明治4年
- 明治8年(1875年)10月17日 - 以下の各村の統廃合が行われる。(26村)
- 西岩井(24→16)
- 一関村 ← 一関村、二関村、三関村
- 真柴村 ← 鬼死骸村、牧沢村
- 中里村 ← 中里村、前堀村
- 川辺村 ← 作瀬村、樋口村、細谷村
- 平泉村 ← 平泉村、達谷村
- 衣関村 ← 中尊寺村、戸河内村
- 流(16→10)
- 弥栄村 ← 富沢村、楊生村
- 花泉村 ← 中村、金森村、清水村
- 永井村 ← 東永井村、西永井村
- 油田村 ← 上油田村、下油田村
- 老松村 ← 男沢村、峠村
- 11月22日 - 水沢県が磐井県に改称。
- 西岩井(24→16)
- 明治9年(1876年)4月18日 - 第2次府県統合により岩手県の管轄となる。
- 明治11年(1878年)11月26日 - 郡区町村編制法の岩手県での施行により、行政区画としての磐井郡が発足。
郡発足以降の沿革
編集- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は全域が現・一関市。(1町14村)
- 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制を施行。
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和17年(1942年)7月1日 - 「西磐井地方事務所」が一関町に設置され、本郡を管轄。
- 昭和23年(1948年)
- 昭和28年(1953年)10月1日 - 平泉村が町制施行して平泉町となる。(1町10村)
- 昭和30年(1955年)
- 昭和31年(1956年)9月30日 - 金沢村が花泉町に編入。(2町)
- 平成17年(2005年)9月20日 - 花泉町が一関市・東磐井郡大東町・千厩町・東山町・室根村・川崎村と合併し、一関市(3代目)が発足、郡より離脱。(1町)
変遷表
編集自治体の変遷
明治以前 | 明治8年 10月17日 |
明治16年1月 | 明治22年 4月1日 町村制施行 |
昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
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一関村 | 一関村 | 一関村 | 一関町 | 一関町 | 昭和23年4月1日 一関市 |
昭和30年1月1日 一関市 |
平成17年9月20日 一関市 |
一関市 |
二関村 | ||||||||
三関村 | 真滝村 | 真滝村 | ||||||
鬼死骸村 | 真柴村 | 真柴村 | ||||||
牧沢村 | ||||||||
滝沢村 | 滝沢村 | 滝沢村 | ||||||
狐禅寺村 | 狐禅寺村 | 狐禅寺村 | ||||||
山目村 | 山目村 | 山目村 | 山目村 | 昭和23年1月1日 町制 山目町 | ||||
赤荻村 | 赤荻村 | 赤荻村 | ||||||
中里村 | 中里村 | 中里村 | 中里村 | 中里村 | ||||
前堀村 | ||||||||
作瀬村 | 川辺村 | 川辺村 | ||||||
樋口村 | ||||||||
細谷村 | ||||||||
富沢村 | 弥栄村 | 弥栄村 | 弥栄村 | 弥栄村 | ||||
楊生村 | ||||||||
五串村 | 五串村 | 五串村 | 厳美村 | 厳美村 | ||||
猪岡村 | 猪岡村 | 猪岡村 | ||||||
市野々村 | 市野々村 | 市野々村 | 萩荘村 | 萩荘村 | ||||
達古袋村 | 達古袋村 | 達古袋村 | ||||||
上黒沢村 | 上黒沢村 | 上黒沢村 | ||||||
下黒沢村 | 下黒沢村 | 下黒沢村 | ||||||
中村 | 花泉村 | 花泉村 | 花泉村 | 花泉村 | 昭和30年1月1日 花泉町 | |||
金森村 | ||||||||
清水村 | ||||||||
奈良坂村 | 奈良坂村 | 奈良坂村 | ||||||
西永井村 | 永井村 | 永井村 | 永井村 | 永井村 | ||||
東永井村 | ||||||||
上油田村 | 油田村 | 油田村 | 油島村 | 油島村 | ||||
下油田村 | ||||||||
蝦島村 | 蝦島村 | 蝦島村 | ||||||
男沢村 | 老松村 | 老松村 | 老松村 | 老松村 | ||||
峠村 | ||||||||
日形村 | 日形村 | 日形村 | 日形村 | 日形村 | ||||
涌津村 | 涌津村 | 涌津村 | 涌津村 | 涌津村 | ||||
金沢村 | 金沢村 | 金沢村 | 金沢村 | 金沢村 | 昭和31年9月30日 花泉町に編入 | |||
平泉村 | 平泉村 | 平泉村 | 平泉村 | 平泉村 | 昭和28年10月1日 町制 平泉町 |
昭和30年4月15日 平泉町 |
平泉町 | 平泉町 |
達谷村 | ||||||||
中尊寺村 | 衣関村 | 中尊寺村 | ||||||
戸河内村 | 戸河内村 | |||||||
長部村 | 長部村 | 長部村 | 東磐井郡 長島村 |
東磐井郡長島村 | ||||
小島村 | 小島村 | 小島村 |
行政
編集- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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1 | 明治12年(1879年)1月4日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
編集参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 3 岩手県、角川書店、1985年2月7日。ISBN 4040010302。
関連項目
編集先代 磐井郡の一部 |
行政区の変遷 1879年 - |
次代 (現存) |