西奈村

日本の静岡県庵原郡にあった村

西奈村(にしなむら)は、静岡県中部の庵原郡に存在した村である。

にしなむら
西奈村
廃止日 1948年4月10日
廃止理由 編入
現在の自治体 静岡市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
庵原郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 14.12 km2.
総人口 4,161
(1947年)
隣接自治体 両河内村庵原村高部村安倍郡有度村、静岡市
西奈村役場
所在地 静岡県庵原郡西奈村大字瀬名
座標 北緯35度01分03秒 東経138度25分22秒 / 北緯35.01756度 東経138.42281度 / 35.01756; 138.42281座標: 北緯35度01分03秒 東経138度25分22秒 / 北緯35.01756度 東経138.42281度 / 35.01756; 138.42281

庵原地域の町村制施行時の町村。14が西奈村。
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1948年4月10日静岡市に編入された。現在は静岡市葵区の一部である。

地理

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龍爪山を源とする長尾川の流域に存在する。東に高山、梶原山がある。龍爪山の南にあることから「龍南の里」とも呼ばれる。

現在は、高校、大学などが建設されるなど、文教地区となっている。

なお、同じく長尾川の流域にあった北沼上地区は、安倍郡千代田村( -1934年)に属しており、西奈村ではない。

歴史

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  • 縄文時代より集落があり、平安時代以降の『倭名類聚抄』や『駿河国風土記』の中に「西奈郷」として掲載がある。(世奈、仙奈、勢奈、仙南などと記された時期もあった)なお、読み方は「せな」であった[1]
  • 駿府城の石垣の多くはこの付近で採掘された石を使用している。多数の石丁場が残されている[2]
  • 1889年4月 市町村制施行により、瀬名村、瀬名川村、長尾村、平山村の4か村が合併し西奈村となる。その際、読みを「にしな」とする。
  • 1948年4月10日 当時の静岡市に編入。庵原郡の中で旧静岡市に編入され、現在静岡市葵区に属するのは西奈村だけである。

脚注

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  1. ^ 西奈誌編集委員会編「My Town Nishina 西奈わがまち」(2000年11月刊行)P.11
  2. ^ 「My Town Nishina 西奈わがまち」P.34

関連項目

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