西千曳駅
西千曳駅(にしちびきえき)は、かつて青森県上北郡東北町大平にあった、南部縦貫鉄道南部縦貫鉄道線の駅である。同線の廃線とともに廃駅となった。
西千曳駅 | |
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にしちびき NISHICHIBIKI | |
◄野辺地 (5.6 km) (3.4 km) 後平► | |
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所在地 | 青森県上北郡東北町大平 |
所属事業者 | 南部縦貫鉄道 |
所属路線 | 南部縦貫鉄道線 |
キロ程 | 5.6 km(野辺地起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)8月5日* |
廃止年月日 | 2002年(平成14年)8月1日** |
備考 | 無人駅 |
概要
編集もともとは、1910年に東北本線(後に青い森鉄道線)千曳駅として開設された。1962年に南部縦貫鉄道が乗り入れて開業している。
その後、1968年10月1日ダイヤ改正に間に合わせるため東北本線の電化・複線化が推進されたが、その過程でこの地域の線路が移設されることになり、千曳駅も南東へ移動した。しかし、南部縦貫鉄道では当時の東北本線の旧線を日本国有鉄道(国鉄)から借用して野辺地駅へ乗り入れることにし、かつての千曳駅もそのまま残すことにした。このとき、西千曳駅と改称されている。
歴史
編集駅構造
編集1986年の駅移転前は、東北本線時代の駅舎がそのまま使われ、広い構内と有効長の長いホームに単行運転のレールバス(キハ10形)が停車するという状況となっていた。
千曳駅よりは集落の中心に近かったが、さらに集落の近くを通る十和田観光電鉄バスのほうが本数が多いことから、利用客は少なかった。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 移転先(「鉄道」ピン付近に移設)はテンプレート内のマップを参照。