京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(きょうとし にしきょうごくそうごううんどうこうえん りくじょうきょうぎじょう けん きゅうぎじょう)は、京都府京都市右京区の京都市西京極総合運動公園内にある陸上競技場兼球技場。命名権により「たけびしスタジアム京都」ともいう。
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 たけびしスタジアム京都 | |
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施設情報 | |
所在地 | 京都府京都市右京区西京極新明町32[1] |
位置 | 北緯34度59分36.52秒 東経135度42分50.26秒 / 北緯34.9934778度 東経135.7139611度座標: 北緯34度59分36.52秒 東経135度42分50.26秒 / 北緯34.9934778度 東経135.7139611度 |
開場 | 1942年5月 |
拡張 | 1985年7月、1996年9月 |
所有者 | 京都市 |
運用者 | 京都スポーツネットワーク |
グラウンド | 天然芝 |
照明 | 6基[2] |
大型映像装置 | 1基 |
使用チーム、大会 | |
当項目を参照 | |
収容人員 | |
20,688人[2] | |
アクセス | |
#アクセスを参照。 |
概要
編集施設は京都市が所有し、京都スポーツネットワーク(公益財団法人京都市スポーツ協会、近建ビル管理株式会社,美津濃株式会社による共同事業体)[3]が指定管理者として運営管理を行っている。
歴史
編集1942年(昭和17年)5月に設置された[4](西京極総合運動公園建設の第二期工事は1944年5月完成[5])。
1946年に第1回国民体育大会が開催。1988年の第43回国民体育大会の会場として使用されるのを機にナイター照明設備、電光掲示板が設置され、メインスタンドも改修された。1995年にバック・サイドスタンドの座席化と電光掲示板の大型化を行った。
2019年ラグビーワールドカップ(開催地からは落選)、並びに2027年に行われる生涯スポーツイベント・ワールドマスターズゲームズの開催に備えて[6]、また、Jリーグクラブライセンス制度の適合審査を受けるため、老朽化した大型電光掲示板を2015年度に映像が取り込めるLEDタイプのものへ更新したほか、スタンドの屋根の拡張、トイレ・照明設備などの全面改修を、総工費の半額分を京都府からの助成を受けつつ、3年間をかけて実施した[7]。
施設概要
編集施設命名権
編集2019年6月18日、京都市右京区に本社を置き、ファクトリーオートメーション機器や産業機械の設計・施工・販売などを手掛ける商社である株式会社たけびしが命名権を取得したと発表された。契約期間は10年間、年額4,000万円で、同年7月に正式に契約を締結。8月1日から「たけびしスタジアム京都」の呼称を用いている[9]。
開催された主なイベント・大会
編集陸上競技
編集- 全国高等学校駅伝競走大会
- 皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
- 京都マラソン
- 第50回全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(1997年)
- 第29回全日本中学校陸上競技選手権大会(2002年)
- 第91回日本学生陸上競技対校選手権大会(2022年)
サッカー
編集- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
- 京都サンガF.C.のホームゲーム(2019年まで)
- 日本フットボールリーグ(FC京都BAMB1993、SP京都FCなど)
- 関西学生サッカーリーグ公式戦
- 関西サッカーリーグ公式戦
- 国際Aマッチ:日本代表×コスタリカ代表 (1995年8月6日)
ラグビー・アメフト
編集- ジャパンラグビートップリーグ、トップウェスト(トップリーグの2部組織の一つ)
- 関西大学ラグビーフットボールリーグ公式戦
- 関西学生アメリカンフットボール連盟主催のリーグ戦
その他
編集- 第1回国民体育大会(1946年)
- 第43回国民体育大会(1988年)
- 平成9年度全国高等学校総合体育大会(1997年)
- ラクロス全日本大学選手権大会
アクセス
編集公園内その他の施設
編集ほか
ギャラリー
編集-
ナイトゲーム開催時の京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
-
南スタンドよりメインスタンドを臨む
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電光掲示板(2009年)
-
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場の正面玄関
脚注
編集- ^ a b c スタジアム(西京極) 日本プロサッカーリーグ公式サイト 2013年6月5日閲覧
- ^ a b c d e f 事務事業評価票・西京極総合公園北側区域 (PDF) 京都市 2013年6月5日閲覧
- ^ 京都市スポーツ施設の指定管理者の候補となる団体の選定結果について (PDF) 京都市 2015年6月1日閲覧
- ^ 施設別カルテ 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 - 京都市、2024年10月7日閲覧。
- ^ 都市再生整備計画 西京極地区 - 京都市、2024年10月7日閲覧。
- ^ 京都にラグビーW杯誘致、市が方針 19年秋、西京極陸上競技場(京都新聞2014年2月28日 8月14日閲覧)
- ^ LED大画面を西京極に整備 京都市予算化、15年度完成(京都新聞2014年2月11日 8月14日閲覧)、京都の運動施設、改修ラッシュ 「命名権」で資金得やすく(京都新聞2014年4月8日 2015年3月14日閲覧)
- ^ “大型ビジョン、フルカラーに 京都・西京極陸上競技場”. 京都新聞. (2016年2月18日) 2016年2月18日閲覧。
- ^ “京都・西京極陸上競技場は「たけびしスタジアム京都」命名権”. 京都新聞. (2019年6月18日) 2019年6月18日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- たけびしスタジアム京都(陸上競技場兼球技場) - 京都市スポーツ協会
- トップリーグによるスタジアム案内
先代 - |
国民体育大会 主競技場 近畿国体 |
次代 金沢市営陸上競技場 (金沢市) |
先代 沖縄県総合運動公園陸上競技場 (沖縄市) |
国民体育大会 主競技場 京都国体 |
次代 札幌厚別公園競技場 (札幌市) |
先代 静岡県立藤枝東高等学校 (静岡県) |
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 決勝戦会場 第33回 |
次代 甲府市緑が丘スポーツ公園 (山梨県) |
先代 藤枝東高校 (静岡県) |
天皇杯全日本サッカー選手権大会 決勝戦会場 第42回 |
次代 神戸市王子スタジアム (兵庫県) |