藤巻高光
日本の脳神経外科医、医学者
藤巻 高光(ふじまき たかみつ、1956年 - )は、日本の脳神経外科医、医学者。埼玉医科大学医学研究科・医学部教授、埼玉医科大学 国際交流センター長。妻は小児科医、女子栄養大学 教授の藤巻わかえ[1]。
略歴
編集父の赴任先の石川県江沼郡山中町(現加賀市)に生まれる[2]。長野県大町市立仁科台中学校、灘高等学校を経て、東京大学理科三類入学、東京大学医学部医学科を1981年に卒業。高倉公朋が主宰する脳神経外科学教室に入局。1990年東京大学より医学博士授与。1990年より1992年まで米国テキサス大学MD Anderson Cancer Center細胞生物部にて客員研究員。1992年諏訪中央病院脳神経外科主任医長、1993年東京大学医学部脳神経外科医局長、2000年帝京大学医学部脳神経外科講師、2003年同助教授、2008年埼玉医科大学脳神経外科教授、教育主任。2016年より埼玉医科大学国際交流センター長[3]を兼務する。2014年より日本医師会男女共同参画委員会委員[4]を務めるほか日本脳神経外科学会男女共同参画検討委員会委員[5]、日本脳腫瘍学会男女共同参画委員会委員長、埼玉県医師会女性医師支援検討委員会委員など医師の働く環境に関する活動も行なっている。
編著
編集- 脳神経疾患 できるナースの術後管理Q&A(ブレインナーシング2005年夏季増刊)メディカ出版 2005年
- 患者と読む、患者に話す脳腫瘍Q&A135 - 脳腫瘍と闘うためにすべてがわかる メディカ出版 2007年
- ずくあり人間の探究的随想録 パレードブックス 2024年
学会および社会における活動
編集脚注
編集- ^ “第8回福井脳神経外科手術セミナー | 福井大学医学部”. www.med.u-fukui.ac.jp. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “第8回福井脳神経外科手術セミナー | 福井大学医学部”. www.med.u-fukui.ac.jp. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “全国医科大学国際交流センター News Letter Vol.3” (pdf). 全国医科大学国際交流センター. pp. 6,8 (2017年). 2021年4月10日閲覧。
- ^ “東京大学大学院医学系研究科・医学部 男女共同参画委員会主催 第5回医学系キャリア支援のための交流会 開催報告および参加者アンケート集計結果” (pdf). 東京大学大学院医学系研究科・医学部 男女共同参画委員会. p. 3. 2021年4月10日閲覧。
- ^ * 藤巻高光「女性医師の働く環境を考える─女性医師の夫,同僚,上司,学会委員,そして教員として─」『日本外科系連合学会誌』第40巻第2号、日本外科系連合学会、2015年、205-208頁、doi:10.4030/jjcs.40.205、ISSN 0385-7883、NAID 130005148940、2021年6月1日閲覧。
- ^ “学会組織図・役員一覧 | 学会について | 一般社団法人 日本脳神経外科学会”. 日本脳神経外科学会 (2021年2月1日). 2021年4月10日閲覧。
- ^ “日本脳腫瘍学会オフィシャルホームページ! Welcome to Japan Society for Neuro-Oncology!”. 日本脳腫瘍学会. 2021年4月10日閲覧。(「新着情報」欄に理事選挙の結果と理事一覧の掲載あり)
- ^ “第32回日本脳腫瘍学会学術集会”. jsno32.umin.jp. 2021年4月17日閲覧。
- ^ “第25回日本脳神経外科国際学会フォーラム | 2010年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院”. 医学書院 (2010年8月30日). 2021年4月10日閲覧。
- ^ “歴代学会開催概要”. japan-mvd ページ!. 2021年4月12日閲覧。
- ^ “日本脳腫瘍病理学会 | 学会について”. www.braintumor.jp. 2021年4月17日閲覧。
- ^ “2nd Asian Conference of Microvascular Decompression Surgery”. asia-mvd2018.umin.jp. 2021年4月12日閲覧。
- ^ “日本脳神経財団”. jbf.or.jp. 2021年4月17日閲覧。
- ^ “信濃大町観光大使を紹介します | 大町市公式サイト”. 大町市. 2021年4月6日閲覧。