藤堂裕
藤堂 裕(とうどう ゆたか、1979年11月18日 - )は、日本の漫画家。兵庫県洲本市由良出身[1]。血液型はA型。
とうどう ゆたか 藤堂 裕 | |
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生誕 |
1979年11月18日(45歳) 日本・兵庫県洲本市由良 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
略歴
編集- 兵庫県立洲本高等学校卒業、東京工芸大学画像工学科[2]卒業。
- 1999年、第44回小学館新人コミック大賞ヤング部門にて『龍-RYU-』が佳作を受賞。
- 2002年、ビッグコミックスペリオールにて『スーツマン』でデビュー。
- 2003年、第23回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリにて「若宮少年探偵団」が佳作を受賞。『こまねずみ常次郎』『闇金ウシジマくん』などのアシスタントを経て、2007年12月より『ヤングキング』にて『由良COLORS』を連載。
- 2009年8月より『ビッグコミック』(小学館)にて『S -最後の警官-』(作:小森陽一)を連載。
- 2016年より『別冊ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて『信長を殺した男〜431年目の真実〜』(原案:明智憲三郎)を連載。
- 2019年、出身地である兵庫県洲本市の洲本市民工房にて原画展「企画展 〜藤堂裕 漫画業20周年記念 GENTEN〜」を開催[1]。
人物
編集『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ)リスナーで仕事中に聞いている。ある日、赤江珠緒が書店で藤堂の作品『信長を殺した男〜431年目の真実〜』(『別冊ヤングチャンピオン』)を偶然手に取り、作品に出会ったことでたまむすび(2021年3月2日放送分)に出演することに繋がった[3]。
漫画家は色白だと思われることが多いらしく、自称地黒で「野球部なのか」、「漫画を描いてないのではないか」と言われることがある[4]。2021年3月時点で、淡路島から東京に出て20年経つ[5]。
作品リスト
編集連載
編集- 蹄鉄の響(『ビッグコミックスペリオール』2007年3月) - 短期プレ連載
- 天狼(原作:さいふうめい、『ビッグコミックスペリオール』2007年15号 - 2008年1号、全1巻)
- 由良COLORS(『ヤングキング』2007年12月 - 2009年11月、全4巻、完全版全6巻)
- S -最後の警官-(原作:小森陽一、『ビッグコミック』2009年16号[6] - 2016年7号、全20巻)
- 信長を殺した男〜431年目の真実〜(原案:明智憲三郎『本能寺の変431年目の真実』、『別冊ヤングチャンピオン』2016年9月号[7] - 2020年8月号[8]、全8巻、外伝全1巻) - コミカライズ
- BORDER66(原作:小森陽一、『グランドジャンプ』2019年12号 - 2022年11号[10]、全7巻)
- Xinobiシノビ−乱世のアウトローたち−(『グランドジャンプむちゃ』2023年9月号[11] - 、既刊1巻)
読み切り
編集- トキ(『ビッグコミックスピリッツ増刊 漫戦』2003年9月)
- そこに後藤がいます!(『ビッグコミックスピリッツ増刊 漫戦』2003年11月) - 人気投票第1位
- 九十九のムコウ。(『ビッグコミックスピリッツ増刊 漫戦』2004年2月) - 人気投票第2位
- 空へ海へ(『ビッグコミックスピリッツ増刊 漫戦』2004年5月)
- マーコ(『ビッグコミックスピリッツ増刊 Casual』2005年9月)
- 北見坂ヨドチョウ伝説(『別冊ヤングマガジン』2006年7月)
- NO MEN NO CRY(『近代麻雀』2006年8月)
- 北見坂ヨドチョウ伝説(『別冊ヤングマガジン』2006年11月)
- NO MEN NO CRY(『近代麻雀オリジナル』2007年2月、『近代麻雀』2008年5月)
- タイトル不明[注釈 1](『サムケ』創刊号[12]、2010年5月)
- おみよは見た(原作:池波正太郎、『コミック乱ツインズ』2016年1月号[13]) - 「池波正太郎 時代劇スペシャル」企画の一作[13]
- 群青たちのパドル(『ビッグコミックスピリッツ』2021年27号)
寄稿・対談
編集活動
編集参加
編集- 日本酒ものがたり(2017年) - 日本酒のキャラクター化プロジェクト[17]
ラジオ出演
編集- 赤江珠緒 たまむすび(TBSラジオ) - 2021年3月2日 ゲスト
脚注
編集注釈
編集- ^ タイトル名ではなく、言葉通りの意味。
出典
編集- ^ a b “藤堂裕「由良COLORS」完全版完結、出身地の兵庫・洲本で原画展も開催中”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年11月26日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ 作者紹介 | Sエス最後の警官
- ^ |date=2021年3月2日
- ^ [赤江珠緒 たまむすび(2021年3月2日)放送時間14:00:46〜]
- ^ [赤江珠緒 たまむすび(2021年3月2日)放送時間14:01:13〜]
- ^ “「海猿」小森、「天狼」藤堂タッグがビッコミで新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年8月10日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ “明智光秀の子孫が「本能寺の変」の真実に挑むコミカライズ、別冊YCで新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年8月2日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ “本能寺の変の真実に迫る「信長を殺した男」完結、朗読劇プロジェクトも始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年7月7日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ “「信長を殺した男」豊臣秀吉を描く新章開幕、藤堂裕×麒麟・川島対談も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月2日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ “秋本治が田舎の村を舞台に描く“ベンチャー創生物語”、読切でグラジャンに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月2日) 2022年5月2日閲覧。
- ^ “増刊【グランドジャンプむちゃ】9月号 大好評発売中!紙&電子累計200万部突破『ここは今から倫理です。』表紙!『Xinobiシノビ-乱世のアウトローたち-』新連載巻頭カラー一挙73P!”. グランドジャンプ公式. 集英社 (2023年8月23日). 2023年8月23日閲覧。
- ^ “新ホラー雑誌「サムケ」に高橋葉介、押切蓮介、玉越博幸ら”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年5月10日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “藤堂裕が池波正太郎の短編をマンガに、殺し屋の男を描く「おみよは見た」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年12月13日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “「ゴルゴ13」45周年!尾田、浦沢、板垣、留美子ら寄稿”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年11月9日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “ロッテ恒例の“挑発”ポスター、今年はマンガ!大橋裕之らが描き下ろし”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年5月30日) 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b “豊臣秀吉の光と闇を描く「信長を殺した男」1巻、藤堂裕と麒麟・川島の対談も収録”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月20日) 2021年10月20日閲覧。
- ^ “赤塚不二夫らとコラボしたワンカップ大関、日本酒マニアック博で限定販売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年2月2日) 2021年6月7日閲覧。
外部リンク
編集- 藤堂裕 (@yutakatodo) - X(旧Twitter)