藤原輔嗣
藤原 輔嗣(ふじわら の すけつぐ)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。藤原北家、大納言・藤原真楯の曾孫。肥後守・藤原永貞の子。官位は従三位・刑部卿。
時代 | 平安時代初期 - 前期 |
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生誕 | 不詳 |
死没 | 不詳 |
官位 | 従三位、刑部卿 |
主君 | 淳和天皇→仁明天皇→文徳天皇→清和天皇 |
氏族 | 藤原北家真永流 |
父母 | 父:藤原永貞、母:伊氏の娘 |
兄弟 | 嗣宗、輔嗣、宗善、令緒 |
妻 | 不詳 |
子 | 行直 |
経歴
編集弘仁14年(823年)淳和天皇の即位に伴い、従六位上から三階昇進して従五位下に叙せられ、天長2年(825年)従五位上に昇進する。のち淳和朝にて内蔵頭を務める。
承和7年(840年)5月淳和上皇の崩御の際、御装束司を務める(この時の位階は正五位下)。同年7月越前守として地方官に転任する。その後、承和11年(844年)従四位下、仁寿3年(853年)従四位上と昇進する一方で、阿波守を務める。
清和朝の天安3年(859年)刑部卿に任ぜられて京官に復し、翌貞観2年(860年)には三階の昇叙により従三位となって公卿に列した。
官歴
編集『六国史』による。
系譜
編集『尊卑分脈』による。
- 父:藤原永貞
- 母:伊氏女
- 生母不詳の子女
- 男子:藤原行直