藤井一行
藤井 一行(ふじい かずゆき、1933年3月30日[3] - 2015年12月25日[1][2] )は、日本の政治学者、ロシア思想史学者、富山大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1933年3月30日 宮城県鬼首村(現大崎市) |
死没 | 2015年12月25日(82歳没) |
出身校 |
岩手県立黒沢尻高等学校 東京外国語大学ロシア語学科 一橋大学大学院社会学研究科 |
学問 | |
研究分野 | ロシア思想史 |
研究機関 |
札幌大学 金沢大学 富山大学 |
公式サイト | |
http://book.geocities.jp/ifujii0/ |
経歴・人物
編集宮城県鬼首村(現大崎市)生まれ。1951年岩手県立黒沢尻高等学校卒業、東京外国語大学ロシア語学科入学。3年生に進級したあと、肺結核のため2年間休学。1957年同大学卒業。同年、一橋大学大学院社会学研究科入学、金子幸彦に師事。1965年一橋大学大学院博士課程満期退学。1967年、札幌大学外国語学部ロシア語学科助教授。1972年金沢大学教養部助教授(ロシア語)。1978年富山大学人文学部教授(ロシア語ロシア文学コース担当)。1998年、富山大学を定年退官、名誉教授。
19世紀ロシアの民主主義思想、20世紀初頭のロシア・マルクス主義(とりわけレフ・トロツキー)、スターリン主義体制、北朝鮮体制などを研究してきた[4][5] [6]。
著書
編集単著
編集- 『社会主義と自由』青木書店、1976年
- 『民主集中制と党内民主主義 : レーニン時代の歴史的考察』青木書店、1978年
- 『反逆と真実の魂 : ベリンスキイの生涯と思想』青木書店、1980年
- 『共産党組織のペレストロイカ』窓社、1989年
- 『レーニン「遺書」物語 背信者はトロツキイかスターリンか』教育史料出版会 1990年
- 『新ロシア革命 エリツイン政権の基本的性格』窓社 1992年
- 『翻訳の品格 "新訳"にだまされるな』著者自家出版会 2012年
共編著
編集- 中野徹三, 高岡健次郎共編著『スターリン問題研究序説』大月書店、1977年
- 『知られざるエリツィン ロシア史上初の大統領』編 窓社 窓ブックレット 1991年
- 『新ロシアの基本問題 エリツィンは訴える』編著 窓社 窓ブックレット 1992年
- 稲田明子共編『勝野金政著作集』日露電脳センター、2001年頃
- 中野徹三共編著『拉致・国家・人権 ― 北朝鮮独裁体制を国際法廷の場へ』大村書店、2003年
翻訳
編集脚注
編集- ^ a b “藤井一行とソ連研究”. 『アリーナ』20号. 中部大学 (風媒社). (2017年11月19日) 2018年1月11日閲覧。
- ^ a b 加藤哲郎 (政治学者) (2017年12月21日). “『資本論』150年、ロシア革命100年の日本は、「ファシズムの初期症候」に溢れていた!”. ちきゅう座 2018年1月11日閲覧。
- ^ 『現代日本人名録』2002年
- ^ 藤井一行研究室
- ^ サイト主宰者・藤井一行からのメッセージ
- ^ 紀伊國屋BookWeb『拉致・国家・人権―北朝鮮独裁体制を国際法廷の場へ』著者紹介