蔵玉
千葉県君津市の地名
蔵玉(くらだま、くらたま)は、千葉県君津市の地名。丁番を持たない単独町名で、郵便番号は292-0536[2]。
蔵玉 | |
---|---|
北緯35度13分48.0秒 東経140度7分20.0秒 / 北緯35.230000度 東経140.122222度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 君津市 |
設置 | 1889年(明治22年)4月1日 |
人口 | |
• 合計 | 159人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
292-0536[2] |
市外局番 | 0439[3] |
ナンバープレート | 袖ヶ浦 |
地理
編集市内南東部、小櫃川上流域に位置する。地内の大半は山林であり、中央部のわずかな平地に水田と集落が広がる。
北で市原市大久保・市原市戸面、東で夷隅郡大多喜町筒森、東から南にかけて黄和田畑、西で折木沢・滝原・釜生・黄和田畑(飛地)・坂畑とそれぞれ接するほか、北端で怒田ともわずかに接する(特記ないものは君津市)。また、地内には黄和田畑や釜生のごく小さい飛地(建物1軒単位)が数ヶ所存在する。
河川
編集歴史
編集古くは黒玉とも表記された。また中世には亀山城があった。
沿革
編集- 江戸時代 - 望陀郡蔵玉村および門生村成立。当初は川越藩領、後に前橋藩領。
- 1873年(明治6年) - 蔵玉村および門生村、千葉県に所属。
- 1874年(明治7年) - 門生村が蔵玉村に編入。
- 1878年(明治11年) - 村内に亀山小学校(現:君津市立坂畑小学校)の分校が開校。
- 1882年(明治15年) - 亀山小学校分校が独立、蔵玉小学校となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により望陀郡亀山村大字蔵玉となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 亀山村、郡統合により君津郡所属となる。
- 1917年(大正6年) - 蔵玉小学校が台風により倒壊。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 亀山村と久留里町・松丘村が合併し君津郡上総町が成立、同町の大字となる。
- 1970年(昭和45年)9月28日 - 上総町と君津町(2代目)・小糸町・清和村・小櫃村が合併し君津郡君津町(3代目)が成立、同町の大字となる。
- 1971年(昭和46年)9月1日 - 君津町が市制施行し、君津市となる。
- 2011年(平成23年)3月31日 - 君津市立蔵玉小学校閉校[4]、君津市立坂畑小学校に統合[5]。
世帯数と人口
編集2018年(平成30年)6月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
豊英 | 74世帯 | 159人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 君津市立坂畑小学校 | 君津市立上総小櫃中学校 |
交通
編集地内を通る鉄道・バス路線はない。君津市コミュニティバス亀山線が地内を通過していたが、デマンドタクシーに移行する形で2012年9月に廃止された。
道路
編集- 国道
- 国道465号
- 蔵玉トンネル
施設
編集- 蔵玉簡易郵便局
- 蔵玉公会堂
- 熊野神社 - 地内に2か所存在する。
脚注
編集出典
編集- ^ a b 君津市地区別世帯数及び人口集計表 (平成30年6月末現在) (PDF) - 君津市(2018年8月5日閲覧)
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年8月5日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年8月5日閲覧。
- ^ 【平成28年版】君津市統計書 付録 (PDF) - 君津市
- ^ “君津市立坂畑小学校 - 沿革”. 君津市立坂畑小学校ホームページ. 2018年8月5日閲覧。
- ^ “君津市立小中学校の通学区域一覧表”. 君津市 (2017年9月11日). 2018年8月5日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典12. 千葉県』角川書店、1984年。ISBN 4040011201。