華麗なるレース
クイーンのスタジオ盤
『華麗なるレース』(かれいなるレース、原題:A Day at the Races)は、イギリスのロックバンド、クイーンの5枚目のアルバムである。
『華麗なるレース』 | ||||
---|---|---|---|---|
クイーン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1976年7月 - 11月 | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
EMI エレクトラ・レコード キャピトル・レコード(再発売) ハリウッド・レコード(再々発) ワーナー・パイオニア/エレクトラ(オリジナル盤) 東芝EMI→ユニバーサルミュージック(リイシュー盤) | |||
プロデュース |
クイーン マイク・ストーン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
クイーン アルバム 年表 | ||||
| ||||
『華麗なるレース』収録のシングル | ||||
|
解説
編集過去最高のヒットとなった前作『オペラ座の夜』と対となるイメージを持った形になっている。
当時の日本のファンを喜ばせたのは、このアルバムに日本語の歌詞が含まれている「手をとりあって」が収録されたことであった。
クイーンにとって初のセルフプロデュース作品であり、かつ前作『オペラ座の夜』の延長線上で、初期のピークとなった作品。曲単位の充実度は一部本作の方が上ともいえるが、ロックバンドとしてのショッキング性やバラエティーの豊かさでは、前作に軍配をあげるという評価が多い。また日本では、クイーンの歴史を通じ、前作『オペラ座の夜』から本作までのファンが最も多いともいわれている[誰によって?]。
前作同様のメンバー全員の誕生星座をあしらったロゴマークは、フレディによるもの。また、アルバムタイトルも前作同様、アメリカのコメディ俳優マルクス兄弟の映画のタイトルからとられたものである。
発売日
編集収録曲
編集# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「タイ・ユア・マザー・ダウン」(Tie Your Mother Down) | ブライアン・メイ | ||
2. | 「テイク・マイ・ブレス・アウェイ」(You Take My Breath Away) | フレディ・マーキュリー | ||
3. | 「ロング・アウェイ」(Long Away) | メイ | メイ | |
4. | 「ミリオネア・ワルツ」(The Millionaire Waltz) | マーキュリー | ||
5. | 「ユー・アンド・アイ」(You And I) | ジョン・ディーコン | ||
合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「愛にすべてを」(Somebody To Love) | マーキュリー | ||
2. | 「ホワイト・マン」(White Man) | メイ | ||
3. | 「懐かしのラヴァー・ボーイ」(Good Old-Fashioned Lover Boy) | マーキュリー | ||
4. | 「さまよい」(Drowse) | ロジャー・テイラー | テイラー | |
5. | 「手をとりあって」(Teo Torriatte (Let Us Cling Together)) | メイ | ||
合計時間: |
担当
編集- フレディ・マーキュリー – リードヴォーカル、コーラス、ピアノ
- ブライアン・メイ – エレクトリックギター、ハーモニウム、コーラス、リードヴォーカル(#3)、ピアノ(#10)
- ロジャー・テイラー – ドラムス、パーカッション、コーラス、リードヴォーカル(#9)、エレクトリックギター(#9)
- ジョン・ディーコン – ベース、アコースティックギター(#5)
チャートイン
編集週間チャート
編集チャート (1975年–76年) | ピーク |
---|---|
イギリス (UK Albums Chart) | 1 |
アメリカ (Billboard) | 5 |
日本 (オリコン) | 1 |