荻野仲三郎
荻野 仲三郎(おぎの なかさぶろう、1870年10月19日(明治3年9月25日[1])– 1947年(昭和22年)5月21日)は、日本の歴史家。
来歴
編集現在の三重県に、荻野彌七の二男として生まれた[1]。第三高等学校(1894年卒業)[2]を経て、1897年7月、東京帝国大学文科大学国史学科を卒業した[3]。
内務省社寺局寺院課属 [4]などを経て、1903年[5]に東京女子高等師範学校教授となる[6]。
「国宝保存会」・「重要美術品等調査委員会」・「史蹟名勝天然紀念物調査委員会」等の委員を歴任し、古美術保存事業に務めた。大学卒業後は、中学校の教科書(東洋史などの科目)の執筆も行った。また、陽明文庫の理事も務めた[7]。
親族
編集脚注
編集- ^ a b c 『人事興信録 第4版』を140-141頁。
- ^ 第三高等学校 編『第三高等学校一覧 明治27年9月起明治28年8月止』第三高等学校、1894年11月15日、112頁。NDLJP:812902/70。
- ^ 『官報』第4208号、明治30年7月13日、p.184.NDLJP:2947495/5
- ^ 『内務省職員録 明治30年10月31日調』内務省、1897年12月9日、86頁。NDLJP:780022/47。
- ^ 『東京女子高等師範学校沿革略志』女子高等師範学校、1915年11月29日、76頁。NDLJP:939534/71。
- ^ 『女子高等師範学校一覧 自明治37年4月至明治38年3月』女子高等師範学校、1904年9月5日、272頁。NDLJP:813123/151。
- ^ 『財団法人陽明文庫要覧』陽明文庫、30頁。NDLJP:1122722/19。
参考文献
編集- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。