茶志内駅

北海道美唄市にある北海道旅客鉄道の駅

茶志内駅(ちゃしないえき)は、北海道美唄市茶志内町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)函館本線である。JR北海道の駅番号A17事務管理コードは▲130137[2]

茶志内駅
駅舎(2017年7月)
ちゃしない
Chashinai
A16 美唄 (4.4 km)
(6.2 km) 奈井江 A18
地図
所在地 北海道美唄市茶志内町
北緯43度22分11秒 東経141度52分22.8秒 / 北緯43.36972度 東経141.873000度 / 43.36972; 141.873000座標: 北緯43度22分11秒 東経141度52分22.8秒 / 北緯43.36972度 東経141.873000度 / 43.36972; 141.873000
駅番号 A17
所属事業者
所属路線 函館本線
キロ程 348.1 km(函館起点)
電報略号 チヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
16人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1916年大正5年)7月15日[1]
備考 無人駅
  1. ^ 貨物列車の発着はなく、休止状態。
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歴史

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1976年の茶志内駅と周囲1 km範囲。上が函館本線旭川方面。かつて旭川方踏切付近から、北東方向(右上)の日東にあった三菱鉱業茶志内炭鉱へ向けて、畑の中を斜めに真っ直ぐに敷かれた専用線が分岐していたが、並行して敷かれていた道だけが残されている[3]国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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所在地名より。アイヌ語に由来し、有力な説としては「砦(チャシ)・川」を表す「チャシナイ(casi-nay)」と言われているが、周囲に砦があった伝説は無い[10]

このほか、「柴木・川」を表す「チャㇱナイ(cas-nay)」とする説もある[10]

駅構造

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単式ホーム島式ホーム複合型2面3線を有する地上駅。ホーム番号は駅舎側から順に4、3、2番線となっており、ホームの無い1番線は非電化の側線となっている。かつては島式ホーム2面4線の構造であったが、最も駅舎側の1線(5番線)が剥がされ、駅舎から4番ホームへは跨線橋無しで入る事が可能になった。

現在は無人駅であるが、貨物列車が発着していたため1997年まで駅員が配置されていた。

のりば

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駅舎側より記載。

番線 路線 方向 行先
4・3 函館本線 下り 滝川旭川方面
2 上り 岩見沢手稲方面

貨物取扱

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現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や接続する専用線もない。

かつて、駅の東側には新日本石油美唄油槽所があり、その荷役設備へ続く専用線もあった。この路線は石油輸送に使用されていたため、本輪西駅と当駅の間に石油輸送列車が運行されていた。統廃合により油槽所が閉鎖されることになったため、2002年平成14年)6月3日の到着、翌4日の貨車の返送を最後に専用線は廃止された。

利用状況

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2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員16人である[11]。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1951年(昭和26年) 732 [12]
1960年(昭和35年) 691 [13]
2009年(平成21年) 24 [14]
2010年(平成22年) 26
2011年(平成23年) 29
2012年(平成24年) 17 [11]
2013年(平成25年) 19
2014年(平成26年) 16

駅周辺

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小さな集落がある。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
美唄駅 (A16) - 茶志内駅 (A17) - 奈井江駅 (A18)

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、820頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 1963年撮影航空写真(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス)
  4. ^ a b c 写真が語る空知の100年(いき出版 2023年)185頁
  5. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  6. ^ JR北海道:特急「スーパーカムイ」出火 運行取りやめ - 毎日新聞 2013年5月5日
  7. ^ 2024年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月15日。オリジナルの2023年12月15日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231215050147/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231215_KO_kaisei.pdf2023年12月15日閲覧 
  8. ^ 2024(令和6)年3月ICカードKitacaエリアを拡大します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2023年12月13日。オリジナルの2023年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231213124006/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231213_KO_kitaca_area.pdf2023年12月13日閲覧 
  9. ^ ICカードKitacaエリアを拡大します! ~2024年春、函館・旭川各エリアでKitacaサービスを開始します~』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2022年9月14日。オリジナルの2022年9月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220914081835/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/220914_KO_Kitaca.pdf2022年9月14日閲覧 
  10. ^ a b アイヌ語地名リスト セッ~ツキガ P71”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月10日閲覧。
  11. ^ a b 第10編 運輸・通信” (PDF). 美唄市統計書 平成27(2015)年版. 美唄市. p. 77 (2015年). 2017年12月16日閲覧。
  12. ^ 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、市制申請書による年間乗車 総数の365日平均
  13. ^ 美唄市百年史 資料編 平成3年9月発行、美唄駅統計資料による年間乗車 総数の366日(閏年)平均
  14. ^ 第10編 運輸・通信” (PDF). 美唄市統計書 平成24(2012)年版. 美唄市. p. 77 (2012年). 2017年12月16日閲覧。
  15. ^ 茶志内 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月7日閲覧。
  16. ^ 市民バス(東線・西線)時刻表”. 美唄市. 2019年6月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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