芸術村
(芸術植民地から転送)
芸術村(げいじゅつむら、英語: Art colony)はアートコロニー、芸術コロニーなどとも呼ばれ、ある特定の場所へ芸術家が集まり、彼らがお互いに連絡し合い、切磋琢磨してそれぞれの分野で活躍できるようになったものである。日本ではそういった意味以外に、比較的に人口が少ない地方でオープンした美術館、文学館などの意味にも使われる。
世界各地には、次のような芸術村がある。
アジア
編集インドネシア
編集日本
編集- 秋吉台国際芸術村 - 山口県美祢市秋芳町
- 石鎚芸術村チロルの森 - 愛媛県西条市
- 小樽芸術村 - 北海道小樽市
- 金沢市民芸術村 - 石川県金沢市
- 清春芸術村 - 山梨県北杜市長坂町
- 光悦村 - 京都府京都市
- 志摩芸術村 (構想中) - 三重県鳥羽市
中国
編集台湾
編集アフリカ
編集南北アメリカ
編集アメリカ合衆国
編集オセアニア
編集オーストラリア
編集- モンサルヴァト (Montsalvat) - ビクトリア州
ヨーロッパ
編集イギリス
編集デンマーク
編集ドイツ
編集ノルウェー
編集フランス
編集- グレ=シュル=ロワン
- バルビゾン - イル=ド=フランス地域圏セーヌ=エ=マルヌ県
- ポン=タヴァン
- モンパルナス - パリ市
- モンマルトル - パリ市
ロシア
編集- アムラムツェヴォ (Abramtsevo) - サーヴァ・マモントフが関係した
- タラシュキノ (Talashkino) - イリヤ・レーピンなどの画家
- ペレデルキノ (Peredelkino) - マクシム・ゴーリキーボリス・パステルナークなど文学者が集まった
参照項目
編集脚注
編集- ^ 【これが中国だ!】宋庄アート村(張雨晴、2012年)
- ^ 章璐, 黒田乃生「政策と現代芸術の関係からみる中国における芸術区の展開」『ランドスケープ研究(オンライン論文集)』第10巻、日本造園学会、2017年、47-54頁、doi:10.5632/jilaonline.10.47。