ポン=タヴァン
フランスの町
ポン=タヴァン (Pont-Aven、発音:pɔ̃tavɛn[1])は、フランス、ブルターニュ地域圏、フィニステール県のコミューン。ポール・ゴーギャンを含む多くの画家たちが暮らした歴史を持ち、「画家たちのまち」(la cité des peintres) とも称される。大西洋に近く、アヴァン川が町を流れる。
Pont-Aven | |
---|---|
行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ブルターニュ地域圏 |
県 (département) | フィニステール県 |
郡 (arrondissement) | カンペール郡 |
小郡 (canton) | 小郡庁所在地 |
INSEEコード | 29217 |
郵便番号 | 29930 |
市長(任期) |
イザベル・ベヴェル (2008年-2014年) |
人口動態 | |
人口 |
2,844人 (2010年) |
人口密度 | 103人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯47度51分 西経3度45分 / 北緯47.85度 西経3.75度座標: 北緯47度51分 西経3度45分 / 北緯47.85度 西経3.75度 |
標高 |
平均:? m 最低:0 m 最高:102 m |
面積 | 28.63km2 |
概要
編集19世紀半ば、ポン=タヴァンに最初の観光客がやってきた。画家たちが好む土地となった。鉄道がなく孤立しており、ブルトン語や民族衣装が保存されているバス=ブルターニュ地方は流行の土地であった。小さな町と、周囲を囲む田舎の田園地帯は、画家たちのインスピレーションをかきたてた。1870年以降、アメリカ人画家たちがやってきた。エミール・ベルナール、シャルル・ラヴァル、ポール・セリュジエ、ゴーギャンたちは町で暮らして絵を描き、彼らはポン=タヴァン派と呼ばれた。
現在の町の主要産業は観光である。夏の観光シーズンとなると、多くの店が開き、芸術家たちが自分の作品を展示する。
人口統計
編集1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 | 2010年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3699 | 3684 | 3530 | 3295 | 3031 | 2960 | 2953 | 2844 |
脚注
編集- ^ Jean-Marie Pierret, Phonétique historique du français et notions de phonétique générale, Peeters, Louvain-la-Neuve, 1994, p. 104.
- ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=27502
- ^ http://www.statistiques-locales.insee.fr
- ^ http://www.insee.fr
外部リンク
編集