興雲寺
鳥取県八頭郡智頭町にある曹洞宗の仏教寺院
興雲寺(こううんじ)は、鳥取県八頭郡智頭町智頭364にある曹洞宗の仏教寺院。山号は龍吟山。因幡三十三観音20番札所。智頭宿の智頭往来沿いに位置する。
興雲寺 | |
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所在地 | 鳥取県八頭郡智頭町智頭364 |
位置 | 北緯35度16分11秒 東経134度13分53秒 / 北緯35.269817度 東経134.231272度座標: 北緯35度16分11秒 東経134度13分53秒 / 北緯35.269817度 東経134.231272度 |
山号 | 龍吟山 |
宗派 | 曹洞宗 |
創建年 | 復興:1625年(寛永2年) |
開基 | 五世由山(復興開山) |
札所等 | 因幡三十三観音20番 |
文化財 | 弘法大師坐像(町指定文化財) |
法人番号 | 9270005002502 |
歴史
編集臨済宗妙心寺派の寺院として創建されたと伝わる。文禄2年(1593年)8月には高麗水と呼ばれる大洪水が起こり、牛臥山山裾にあった堂宇は会下山の土砂崩に飲み込まれ喪失したが、再建された小さなお堂で無住の寺としてかろうじて存続した。
寛永2年(1625年)に鳥取市湯所の天徳寺の五世由山を開山、曹洞宗の寺院として復興した。寛永9年(1632年)には鳥取藩と備前岡山藩の国替えが行われ、鳥取藩初代藩主の池田光仲は父である池田忠雄の位牌とともに興雲寺に泊まった[1]。興雲寺には忠雄の位牌が安置され、鳥取藩の庇護を受けて寺領が安堵され、智頭宿とともに発展するに至った。
伽藍
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本堂(2015年)
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鐘楼
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寺務所
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山門
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国米泰石の墓
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観音ホール 傘修館
行事
編集- 座禅の会 - 毎月第2土曜日
- 朗読の会 - 奇数月第4土曜日
文化財
編集町指定文化財
編集交通アクセス
編集脚注
編集- ^ まちの歴史 智頭町、2015年5月24日閲覧
- ^ 傘修館 朗読と講談の会 一龍斎春水、2015年5月24日閲覧
- ^ 智頭町の指定・登録文化財 智頭町
参考文献
編集- 現地案内板「興雲寺」智頭町教育委員会、1996年3月設置、2015年4月25日閲覧
外部リンク
編集- 智頭往来・智頭宿散策 街道歩きの旅、2015年5月24日閲覧