脱走特急
『脱走特急』(だっそうとっきゅう・原題:Von Ryan's express)は、1965年に公開された戦争映画。アメリカ映画。
脱走特急 | |
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Von Ryan's express | |
公開当時の新聞広告 | |
監督 | マーク・ロブソン |
脚本 |
ウェンデル・メイズ ジョセフ・ランドン |
製作 | ソウル・デヴィッド |
出演者 |
フランク・シナトラ トレヴァー・ハワード |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
撮影 | ウィリアム・H・ダニエルズ |
編集 | ドロシー・スペンサー |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1965年6月23日 1965年8月7日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
配給収入 | 1億9651万円[1] |
あらすじ
編集1943年。イタリア軍の捕虜収容所から、イタリアの敗戦(ピエトロ・バドリオ政権樹立)に乗じて連合軍の捕虜が集団脱走を図るが、侵攻してきたドイツ軍に捕まり、ドイツ国内に列車で移送されることになってしまう。捕虜たちは、リーダーのアメリカ軍人“フォン”ライアン大佐(あまりに指揮が厳格なため「ドイツ人のようだ」として捕虜からこう呼ばれた)の指揮の下、内部から逆に列車を乗っ取り、ドイツ軍人になりすまして列車ごと一路中立国のスイスを目指す。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
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TBS版 | 日本テレビ版 | ||
ライアン大佐 | フランク・シナトラ | 仲村秀生 | 家弓家正 |
フィンチャム少佐 | トレヴァー・ハワード | 納谷悟朗 | 小林昭二 |
ガブリエラ | ラファエラ・カラ | 小沢かおる | 宗形智子 |
フォン・クレメント少佐 | ヴォルフガング・プライス | 千葉耕市 | 阪脩 |
オリアリ大尉 | セルジオ・ファントーニ | 市川治 | 有本欽隆 |
コンスタンゾ大尉 | エドワード・マルヘアー | 阪脩 | 上田敏也 |
ボステック軍曹 | ブラッド・デクスター | 増岡弘 | 城山堅 |
エームズ | ジェームズ・ブローリン | ||
不明 その他 |
宮内幸平 石丸博也 加藤正之 仲木隆司 玄田哲章 |
千田光男 野田圭一 朝戸鉄也 小島敏彦 牛山茂 幹本雄之 島田敏 菊池正美 小野健一 | |
演出 | 山田悦司 | 田島荘三 | |
翻訳 | 小川誠造 | ||
効果 | PAG | ||
調整 | 杉原日出弥 | 近藤勝之 | |
制作 | トランスグローバル | コスモプロモーション | |
解説 | 荻昌弘 | 水野晴郎 | |
初回放送 | 1977年3月28日 『月曜ロードショー』 |
1989年7月14日 『金曜ロードショー』 |
※(尚、1984年「水曜ロードショー」ではTBS版の音源を流用。)
スタッフ
編集- 監督:マーク・ロブソン
- 原作:デヴィッド・ウエストハイマー(早川書房刊HPB『フォン・ライアン特急』)
- 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
脚注
編集- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)221頁