聖トリニアンズ女学院』(セントトリニアンズじょがくいん、St. Trinian's)は2007年イギリスコメディ映画。監督はオリヴァー・パーカー英語版バーナビー・トンプソン英語版、出演はタルラ・ライリールパート・エヴェレットコリン・ファースなど。ロナルド・サールの漫画『St Trinian's』シリーズを原作とした人気学園コメディ映画のシリーズ6作目である。

聖トリニアンズ女学院
St. Trinian's
監督 オリヴァー・パーカー英語版
バーナビー・トンプソン英語版
脚本 ピアーズ・アシュワース
ニック・ムーアクロフト英語版
原作 ロナルド・サール
St Trinian's
製作 オリヴァー・パーカー
バーナビー・トンプソン
製作総指揮 ルパート・エヴェレット
ナイジェル・グリーン
ジェームズ・スプリング
出演者 ルパート・エヴェレット
コリン・ファース
ラッセル・ブランド
タルラ・ライリー
レナ・ヘディ
ジェマ・アータートン
音楽 チャーリー・モール英語版
撮影 ギャヴィン・フィネイ
編集 アレックス・マッキー
製作会社 イーリング・スタジオ
Fragile Films
UKフィルム・カウンシル英語版
配給 イギリスの旗 エンターテインメント・フィルム・ディストリビューターズ英語版
公開 イギリスの旗 2007年12月21日
アメリカ合衆国の旗 2009年10月9日
上映時間 101分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $11,400,000[1]
興行収入 世界の旗 $29,830,239[1]
次作 聖トリニアンズ女学院2
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映画の1作目は1954年の『The Belles of St Trinian's』であり、1980年の5作目から27年ぶりの新作である。ただし、続編ではなく、現代を舞台にした新シリーズとして制作されている。

日本では劇場未公開だが、2012年4月4日に『聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦』のタイトルでDVDが発売された[2]他、WOWOW2012年2月25日に『セント・トリニアンズ女学院』のタイトルで放映された[3][4]

2009年には同じスタッフとキャストによる続編『聖トリニアンズ女学院2』が公開された。

ストーリー

女子高生アナベルは父の姉カミラが校長を務める全寮制の女子校・聖トリニアンズ女学院に転校して来る。しかし、そこは学校とは名ばかりの、個性的な女子生徒らがやりたい放題に自由気ままに暮らしている、悪名高き「無法地帯」だった。

ところが、学院が破産寸前であることを知った生徒らは、自分たちにとっての楽園である学院を守るため、フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」を盗み出し、それを売って金を得ようと計画する。

キャスト

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「ロナルド・サールの戦後のオリジナルシリーズよりも下品でわざとらしい、この『聖トリニアンズ女学院』は演技やウィットに富んだ台詞ではなく、どんちゃん騒ぎに重点を置いている。」であり、42件の評論のうち高評価は31%にあたる13件で、平均点は10点満点中4.3点となっている[5]Metacriticによれば、10件の評論のうち、高評価は1件、賛否混在は6件、低評価は3件で、平均点は100点満点中39点となっている[6]

出典

  1. ^ a b St. Trinian’s (2009) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2021年6月20日閲覧。
  2. ^ 聖トリニアンズ女学院 (史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦) [DVD]”. amazon.co.jp. 2021年6月22日閲覧。
  3. ^ 2012年2月 月間番組表” (PDF). WOWOW. 2021年6月22日閲覧。
  4. ^ セント・トリニアンズ女学院”. WOWOW. 2021年6月22日閲覧。
  5. ^ St. Trinian's (2007)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年6月21日閲覧。
  6. ^ St. Trinian's Reviews” (英語). Metacritic. 2021年6月21日閲覧。

外部リンク