羊羹ぱん
羊羹ぱん(ようかんぱん)とは、高知県宿毛市の菱田ベーカリーが製造する、こしあんぱんの上に羊羹をコーティングしたあんぱんである[1]。同様にパンを羊羹でコーティングした製品は静岡県や北海道、九州などで見られるが、形状や中身が異なっている[1]。
1951年創業の菱田ベーカリーにおいて、羊羹ぱんは昭和40年代から販売され続けるロングセラー製品で、1年で35万個を出荷する看板商品となっている[2]。和菓子を製造していた当店で、紅白饅頭に「祝」の文字を書くための羊羹の余りをパンに付けたのがきっかけと語られている[1][3]。学校給食や飲食店のパンに力を入れてきた当店だったが、人口減少等によりパンの需要が減少傾向にある中、2010年代には「昭和レトロ」をコンセプトに羊羹ぱんをPRするようになる[1][3]。2015年には高級スーパーマーケットチェーンの成城石井の定番商品に採用されるなど、地域から全国に販売エリアの拡大を志向してきた[3]。
脚注
編集- ^ a b c d “こうしてヒット商品は生まれた! 羊羹パン”. 日本商工会議所. 2023年5月10日閲覧。 WARP(インターネット資料収集保存事業)
- ^ 古井永伍「羊羹パン 幡多で愛されて40年 宿毛市の菱田ベーカリー 県内外 売り出し中 期間限定、ギフト用も開発」『高知新聞』2014年(平成26年)4月13日付朝刊4面。
- ^ a b c “菱田ベーカリーの取り組み~なつかしくてあたらしい「昭和レトロ」な商品を全国へ~”. 高知県. 2023年5月10日閲覧。WARP(インターネット資料収集保存事業)
- ^ 白川英樹「あんぱんにうっすらコーティング ようかんパン 愛南や高知 伝統の味 甘みたっぷり人気もじわり」『愛媛新聞』2011年10月14日付朝刊9面。
外部リンク
編集- 羊羹ぱんとは? - 菱田ベーカリー