縵 家継(かつら/かずら の いえつぐ、生没年不詳)は、平安時代初期の官人。姓は連。官位は外従五位下・越中権介。
縵氏(縵連)はかつらの製作を担当した縵部の伴造氏族で、百済系渡来氏族の狛氏を出自とする[1]。
嵯峨朝の大同5年(810年)正月に外従五位下に叙され、薬子の変終結後の同年10月に大膳亮に任ぜられる。弘仁3年(812年)典薬助に遷るが、翌弘仁4年(813年)越中権介として地方官に転じた。
『日本後紀』による。