結婚 (1993年の映画)
『結婚』(けっこん)は、1993年の日本映画。通信販売会社「セシール」が初製作した結婚を題材としたオムニバス映画。鈴木清順監督「陣内・原田御両家篇」、恩地日出夫監督「佐藤・名取御両家篇」、長尾啓司監督「中井・鷲尾御両家篇」の3話からなる。1993年4月24日に公開された。
結婚 | |
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監督 |
鈴木清順(陣内・原田御両家篇) 恩地日出夫(佐藤・名取御両家篇) 長尾啓司(中井・鷲尾御両家篇) |
脚本 |
浦沢義雄(陣内・原田御両家篇) 塩田千種(佐藤・名取御両家篇) 桃井章(中井・鷲尾御両家篇) |
製作総指揮 | 正岡道一 |
出演者 |
陣内・原田御両家篇 陣内孝則 原田知世 佐藤・名取御両家篇 佐藤浩市 名取裕子 中井・鷲尾御両家篇 中井貴一 鷲尾いさ子 |
音楽 |
井上堯之 (陣内・原田御両家篇) 毛利蔵人(佐藤・名取御両家篇) 谷川賢作(中井・鷲尾御両家篇) |
撮影 |
藤澤順一 (陣内・原田御両家篇) 上田正治(佐藤・名取御両家篇) 長沼六男(中井・鷲尾御両家篇) |
編集 |
浦岡敬一 (陣内・原田御両家篇) 小川信夫(佐藤・名取御両家篇) 後藤彦治(中井・鷲尾御両家篇) |
製作会社 | セシール |
配給 | 松竹 |
公開 | 1993年4月24日 |
上映時間 | 137分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 5.8億円[1] |
陣内・原田御両家篇
編集ストーリー
編集売れない役者・竹内尚也は、舞台で公演中に客席にいたNO.1女優・花村華子を見つける。舞台終了後、彼女に話しかけるといきなり結婚を迫られる。華子には、ある目論見があった。彼女は現在、同じ芸能人と不倫関係にあり、それをカモフラージュしようと尚也を利用したのだ。尚也はそうとは知らずに、高校時代の後輩・岩下舞に女の口説き方やなにやら聞きに行っていた。しかし、舞は尚也にずっと恋心を抱いていた。
キャスト
編集スタッフ
編集主題歌
編集ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「知らず知らずのうちに」(東芝EMI)
佐藤・名取御両家篇
編集ストーリー
編集北海道のさびしい港町で古い映画館をきりもりする朝子は、高校の時の恋人・谷口のことを忘れられず一人きりでいた。そんな彼女を見守る隣家に住む漁師の裕一は、女房に逃げられ息子の裕次郎と二人で暮らしている。ある日、朝子は十年ぶりに町へ戻ってきた谷口と会うが…。
キャスト
編集スタッフ
編集主題歌
編集南こうせつ「夢の時間」
中井・鷲尾御両家篇
編集ストーリー
編集宝石商を営む青年実業家・天童雅彦は、遺産問題も含め結婚を急かされていたが、仕事先のオーストラリアで芦屋の令嬢だという柳田絵里に出会い、一目で惹かれる。絵里もまた雅彦に好印象を持つが、実は令嬢というのは真っ赤な嘘で、本当は普通のOLであった彼女はバレないようにと姿を消してしまう。