箱崎村

日本の長崎県壱岐郡にあった村

箱崎村(はこざきむら)は、長崎県壱岐郡にあった村。1956年(昭和31年)に南隣[1]芦辺町に編入した。

はこざきむら
箱崎村
廃止日 1956年9月30日
廃止理由 編入合併
箱崎村 → 芦辺町
現在の自治体 壱岐市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
壱岐郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 5,234
国勢調査、1955年)
隣接自治体 壱岐郡勝本町芦辺町
箱崎村役場
所在地 長崎県壱岐郡箱崎村大左右触397番地
座標 北緯33度49分10秒 東経129度45分22秒 / 北緯33.81936度 東経129.75614度 / 33.81936; 129.75614座標: 北緯33度49分10秒 東経129度45分22秒 / 北緯33.81936度 東経129.75614度 / 33.81936; 129.75614
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現在の壱岐市芦辺町の北部にあたる。

地理

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壱岐島の北東部に位置する。

  • 山:男岳(魚釣山)、女岳
  • 河川:谷江川、牧川、橋本川、恵美川、蟹田川、深谷川、山川、雨淵川
  • 港湾:芦辺漁港

沿革

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当地は古くは「椙原村」と称し、14世紀頃は瀬戸浦とともに筑前国筥崎宮神領であった[2][3]。「箱崎」の地名は1332年正慶元年)に筥崎宮の分霊を海裏宮[4]に勧請した事に由来し、後に村名を「箱崎村」に改めた[2][3]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、壱岐郡箱崎村が単独村制にて発足。
  • 1956年(昭和31年) 9月30日 -芦辺町に編入し、箱崎村は自治体として消滅。

地名

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触・浦を行政区域とする。箱崎村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。

  • 江角触[5]
  • 釘ノ尾触[6]
  • 瀬戸浦
  • 大左右触(たいそう)[7]
  • 谷江触[8]
  • 中山触[9]
  • 本村触[10]
  • 諸津触[11]

名所・旧跡

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箱崎村出身の著名人

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参考文献

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脚注

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  1. ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1956年9月25日
  2. ^ a b 角川日本地名大辞典 42 長崎県「箱崎」
  3. ^ a b 角川日本地名大辞典 42 長崎県「八幡神社」
  4. ^ 現在の壱岐市芦辺町箱崎釘ノ尾触にある箱崎八幡神社。はじめは男岳に鎮座していたが、幾度かの社地移転を経て1700年元禄13年)に釘ノ尾触の根柢(もとのかぶ)山に鎮座した。海裏八幡宮、八幡大神海宮、磯山権現とも称する。
  5. ^ 芦辺町編入後、箱崎江角触に改称。
  6. ^ 芦辺町編入後、箱崎釘ノ尾触に改称。
  7. ^ 芦辺町編入後、箱崎大左右触に改称。
  8. ^ 芦辺町編入後、箱崎谷江触に改称。
  9. ^ 芦辺町編入後、箱崎中山触に改称。
  10. ^ 芦辺町編入後、箱崎本村触に改称。
  11. ^ 芦辺町編入後、箱崎諸津触に改称。
  12. ^ 弘安の役瀬戸浦古戦場 長崎県の文化財
    ※芦辺町編入後の1975年(昭和50年)、長崎県の史跡に指定された。

関連項目

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