定義

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筋の体積が病的に減少することにより筋力低下をきたしたもの。[1]

分類

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筋自体の障害による筋原性と、筋を支配する神経の障害による神経原性の二つに分類される。 また、運動麻痺や長期臥床による二次的な筋委縮を廃用性筋萎縮という。[2]

主な疾患

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筋原性筋委縮(ミオパチー)をきたす疾患として筋ジストロフィー(英・Muscular Dystrophy:MD)、筋萎縮性側索硬化症(英・Amyotrophic Lateral Sclerosis:ALS)、脊髄性筋萎縮症(英・Spinal Muscular Atrophy:SMA)、球脊髄性筋萎縮症(英・Spinal and Bulbar Muscular Atrophy: SBMA)などがあげられる。

いずれも指定難病である。

引用

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  1. ^ 『病気がみえる vol.7 脳・神経』大日本印刷株式会社、2011年3月2日、170頁。 
  2. ^ 『病気がみえる vol.7 脳・神経』大日本印刷株式会社、2011年3月2日、170頁。 

外部リンク

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