笹かれい
笹かれい(ささかれい、笹カレイ、笹かれ、若狭かれい)とは、カレイ科のヤナギムシガレイの生干しのことで、形が笹の葉に似ていることから、京都など関西では笹かれいと呼ばれている。関東では柳かれいと呼ばれる。中世より主に福井県の若狭地方で水揚げされて、生干しにされ陸上を京都まで運ばれた。身に甘みがあるとされ、京都では美味で高級な魚とされている。福井県の若狭地方では、若狭かれいと呼ばれている。
概要
編集歴史
編集作り方
編集水揚げしたばかりの新鮮なヤナギムシガレイに淡塩を施し、串に刺して一晩、日陰干し(一夜干し)にするという単純なもの。
料理方法
編集- 焦げ目が付かないように、弱い火で炙るのが一般的であるが、素揚げ、唐揚げ、天ぷら、ムニエル等の料理方法もある。
- 島根県大田市などでは、干していない生の笹かれいで、小振りのものを縦に細切りにして刺身とする。
脚注
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