第54装甲歩兵連隊 (人民解放軍陸軍)

第54装甲歩兵連隊（第54装甲步兵团）は、中国人民解放軍陸軍の連隊の1つ。西蔵軍区に所属する唯一の機械化部隊である。

歴史

1990年8月1日 - 自動車化歩兵連隊として創設。第13集団軍第149師から連隊本部と第1大隊、西蔵軍区から第2～第4大隊が編成された。当初の編制は、3個自動車化歩兵大隊、1個装甲歩兵大隊、5個直轄中隊だった。
1996年 - 自動車化歩兵大隊を装甲歩兵大隊に改編
2007年～2008年頃 - 第1大隊を戦車大隊に改編
2008年 - チベット騒乱の鎮圧に投入

連隊は、4個装甲歩兵大隊、2個戦車大隊、1個砲兵連隊から成る。（）内は、中国語名。

第1戦車大隊（坦克一営）は、3～4個戦車中隊から成り、96式戦車Aを30～40両装備する。旧第1歩兵大隊であり、2007年～2008年頃に戦車大隊に改編された。

第2装甲歩兵大隊（装甲歩兵二営）は、3個装甲歩兵中隊と1個砲兵中隊から成る。38～40両の89式装甲輸送車を装備する。

第3装甲歩兵大隊（装甲歩兵三営）は、3個装甲歩兵中隊と1個砲兵中隊から成る。38～40両の92式装輪歩兵戦闘車を装備する。

第4装甲歩兵大隊（装甲歩兵四営）は、3個装甲歩兵中隊と1個砲兵中隊から成る。38～40両の89式装甲輸送車を装備する。