第35独立親衛空中襲撃旅団 (カザフスタン空中機動軍)
第35独立親衛空中襲撃旅団(だい35どくりつしんえいくうちゅうしゅうげきりょだん)は、カザフスタン陸軍の旅団級空挺部隊。旧ソ連軍の第35独立空中襲撃旅団。
第35独立親衛空中襲撃旅団 | |
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創設 | 1948年 |
所属政体 | ソビエト連邦→ カザフスタン |
所属組織 | カザフスタン空中機動軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | 空中機動兵 |
兵種/任務 | 空中襲撃部隊 |
人員 | 1532人 |
通称号/略称 | 軍部隊32363 |
最終上級単位 | 空中機動軍 |
最終位置 | カプシャガイ |
戦歴 | タジキスタン内戦 |
歴史
編集ソ連軍
編集第35独立空中襲撃旅団の前身は、1948年、第11空挺師団第3パラシュート降下連隊に基づき編成された。
ドイツ駐留ソ連軍からカザフスタン領内に移された。
カザフスタン共和国軍
編集カザフスタン独立後、カプシャガイに駐屯していた第35独立空中襲撃旅団は、カザフスタン共和国軍に編入された。
- 1992年~1994年7月 - タジキスタン、ゴルノ・バダフシャン自治州に部隊を派遣
- 1998年夏 - 第2空中襲撃大隊が国際演習「南の盾-1998」(キルギス)に参加
- 1999年春 - 第1空中襲撃大隊が国際演習「南の盾-2000」(タジキスタン)に参加
- 2000年1月 - 第3空中襲撃大隊に基づき、カザフスタン平和維持大隊編成
- 2000年7月 - 機動軍に編入
- 2003年11月 - 空中機動軍に編入
編制
編集旅団は、3個空中襲撃大隊と支援部隊から成るが、2個大隊のみが完全充足で、1個大隊は基幹要員のみである。過去、第4大隊も存在したが解散された。
- 第1空中襲撃大隊(豹)
- 第2空中襲撃大隊(イヌワシ)
- 第3空中襲撃大隊(バイソン)
- 砲兵大隊
- 「ウチョース」重機関銃中隊
- 偵察中隊
- 放射線化学防護中隊
- 通信中隊
- 修理中隊
- 物資保障中隊
- 降下保障中隊
- 対戦車誘導弾中隊
- 高射ミサイル中隊
- 工兵中隊
- 衛生中隊
各空中襲撃大隊は、3個空中襲撃中隊、1個火力支援中隊、本部中隊、迫撃砲中隊から成る。
装備
編集- BTR-80K x 12
- BTR-80 x 25
- BTR-80KSh x 1
- MTO-80 x 2
- BRDM-2 x 1
- D-30 122mm榴弾砲 x 12
- 9P-138「グラード-1」122mm多連装ロケット砲 x 4
歴代旅団長
編集職名 | 就任年 | 氏名 | 階級 |
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旅団長 | ウアリ・エラマノフ | 親衛大佐 | |
旅団長 | ムカン・ジュセケーエフ | 親衛大佐 | |
旅団長 | アディルィベク・アルダベルゲノフ | 親衛大佐 | |
旅団長 | アルマン・クトクジノフ | 親衛大佐 | |
旅団長 | バクィトジャン・ウベコフ | 親衛大佐 |
外部リンク
編集- История создания Аэромобильных войск Республики Казахстан(「カザフスタン共和国空中機動軍創設史」。ロシア語)