第35歩兵連隊 (フランス軍)
フランス陸軍の機械化歩兵連隊
第35歩兵連隊(だいさんじゅうごほへいれんたい、35e régiment d'infanterie de ligne:35e RI)は、テリトワール=ド=ベルフォール県ベルフォールに駐屯する、第7機甲旅団隷下のフランス陸軍の機械化歩兵連隊である。
第35歩兵連隊 | |
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創設 | 1604年 |
所属政体 | フランス |
所属組織 | フランス陸軍 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 歩兵 |
兵種/任務 | 機械化歩兵 |
人員 | 約1,200名 |
所在地 |
テリトワール=ド=ベルフォール県 ベルフォール |
標語 |
Tous gaillards, pas d'trainards... (全兵精強、落伍兵無し…) |
上級単位 | 第7機甲旅団 |
戦歴 |
ナポレオン戦争 クリミア戦争 普仏戦争 第一次世界大戦 第二次世界大戦 アルジェリア戦争 |
兵種は歩兵、伝統的区分も歩兵である。
同連隊は、フランス陸軍の連隊の中でも歴史ある連隊の一つである。
沿革
編集- 1604年:ネノン連隊が創設される。
- 1661年:デュフォール=モンゴメリー連隊となる。
- 1665年:デュフォール=ラザン連隊となる。
- 1670年:アンジュー公爵連隊となる。
- 1753年:アキテーヌ連隊となる。
- 1776年:第2、第4大隊はアンジュー連隊に復帰する。
- 1791年:第35戦列歩兵連隊となる。
- 1793年:第35戦列准旅団となる。
- 1799年:第35戦列歩兵准旅団となる。
- 1803年:再び第35戦列歩兵連隊になる。
- 1809年:ヴァグラムの戦いに参加。
- 1812年:ボロジノの戦いに参加。
- 1854年:クリミア戦争、セヴァストポリの戦いに参加。
- 1870年:ベルフォールに移駐する。
- 1871年:第35行進歩兵連隊となる。
- 1915年:シャンパーニュ会戦に参加。
- 1916年:ヴェルダンの戦いに参加。
- 1944年:ブルゴーニュ解放戦に参加。
- 1945年:第35歩兵連隊となる。
- 1952年:アルジェリア戦争に参加。(~1962年まで)
- 1962年:第35歩兵大隊となる。
- 1964年:第110歩兵連隊の改編に伴い、第35機械化歩兵連隊に改編。
- 1975年:第35歩兵連隊となる。
- 1999年:陸軍大改革に伴い、第7機甲旅団隷下となる。
最新の部隊編成
編集- 連隊本部
- 本部管理中隊
- 第1中隊 - AMX-10P
- 第2中隊 - AMX-10P
- 第3中隊 - AMX-10P
- 第4中隊 - AMX-10P
- 偵察・支援中隊(1個偵察小隊、1個対戦車小隊、1個重迫撃砲小隊含む)
- 管理支援中隊(武器・車両・通信の整備など)
- 予備訓練中隊
定員
編集- 連隊の人員構成は、約1,200名からなる。
- AMX-10Pを65両、約200台の車両を装備する。