第11回全日本女子サッカー選手権大会
第11回全日本女子サッカー選手権大会(だい11かいぜんにほんじょしサッカーせんしゅけんたいかい)は、1990年3月21日から3月25日に行われた全日本女子サッカー選手権大会。16チーム参加で国立西が丘サッカー場と国立西が丘運動場での実施となり、決勝も第4回大会以来となる西が丘サッカー場での開催となった。
日本女子サッカー連盟の発展的解消により主催は日本サッカー協会単独となり、また前年に日本女子サッカーリーグ(JLSL)が開幕されたため、同リーグに参加の6チームが自動的に出場権を獲得し、各地域から選出された10チームとともに参加した。
1回戦はJLSL参加した6チームなどが順当に勝利したが、つづく準々決勝では4試合中3試合がPK戦となり、前大会優勝の読売サッカークラブ女子・ベレーザがJLSL不参加となった高槻女子フットボールクラブに敗退する波乱が発生。その高槻は準決勝で田崎真珠神戸FCレディース(JLSL)を破ると、決勝戦では第1回JLSLで優勝の清水FCレディースを延長戦で降し初優勝。最優秀選手賞は松田理子(高槻女子)が受賞した。3位は田崎真珠神戸FCレディースと新光精工FCクレールであった。
成績
編集- 優勝:高槻女子フットボールクラブ
- 準優勝:清水FCレディース
- 第3位:田崎真珠神戸FCレディース、新光精工FCクレール
出場チーム
編集日本女子サッカーリーグ
編集(第1回JLSL成績順)
北海道地域
編集- 札幌はばたけ女子SC
東北地域
編集- 聖和学園高等学校SC
関東地域
編集北信越地域
編集- 富山レディースサッカークラブ
東海地域
編集関西地域
編集中国地域
編集- 城南レディース
四国地域
編集九州地域
編集- 飽田FCレディース(←飽田レディースFC)
開催方式
編集試合規定
編集- 試合時間
- 1、2回戦、準々決勝:60分(30分ハーフ)
- 準決勝、決勝:80分(40分ハーフ)
- 規定時間内に決しない場合はPK戦。ただし準決勝以後は20分(10分ハーフ)の延長戦を行い、決しない場合はPK戦。
試合会場
編集1回戦・準々決勝
準決勝・決勝
- 国立西が丘サッカー場
結果
編集1回戦
編集
1990年3月21日
11:30 |
東京女子体育大学サッカー同好会 | 2 - 0 | 札幌はばたけ女子SC |
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国立西が丘サッカー場
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1990年3月21日
13:00 |
日産FCレディース | 2 - 1 | 清水第八スポーツクラブ |
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国立西が丘運動場
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1990年3月21日
14:30 |
飽田FCレディース | 0 - 3 | 新光精工FCクレール |
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国立西が丘運動場
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1990年3月21日
10:00 |
田崎真珠神戸FCレディース | 3 - 0 | 愛媛県立宇和島南高校 |
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国立西が丘運動場
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1990年3月21日
11:30 |
城南レディース | 0 - 8 | プリマハムFCくノ一 |
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国立西が丘運動場
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1990年3月21日
13:00 |
高槻女子フットボールクラブ | 5 - 0 | 聖和学園高等学校SC |
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国立西が丘サッカー場
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1990年3月21日
14:30 |
浦和本太レディースFC | 0 - 7 | 読売サッカークラブ女子・ベレーザ |
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国立西が丘サッカー場
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準々決勝
編集準決勝
編集
1990年3月24日
15:10 |
田崎真珠神戸FCレディース | 0 - 1 | 高槻女子フットボールクラブ |
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国立西が丘サッカー場
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