第十六阪九
第十六阪九(だいじゅうろくはんきゅう)は、阪九フェリーが運航していたフェリー。当初は西日本フェリーのつくしとして就航、後に釜関フェリーでも就航した。
第十六阪九 | |
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エレウシスで係船中の「Panagia Krimniotissa」 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 |
西日本フェリー 阪九フェリー 釜関フェリー |
運用者 |
西日本フェリー 阪九フェリー 釜関フェリー |
建造所 | 神田造船所川尻工場 |
姉妹船 | 第十七阪九 |
建造費 | 約15億3000万円[1] |
航行区域 | 沿海[2] |
船級 | JG[2] |
IMO番号 | 7302079 |
改名 |
つくし 第十六阪九 フェリー釜関 STAR TRAILER PANAGIA KRIMNIOTISSA |
経歴 | |
起工 | 1972年7月5日[2] |
進水 | 1972年11月7日[2] |
竣工 | 1973年3月14日[2] |
就航 | 1973年4月 |
最後 | 2011年、トルコのアリアガで解体 |
要目 | |
総トン数 | 5,642 トン[2] |
全長 | 135.5 m[2] |
垂線間長 | 125.0 m[2] |
幅 | 22.0 m[2] |
型深さ | 7.5 m[2] |
満載喫水 | 5.2 m[2] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | IHI-SEMT Pielstick 16PC-2V[2] 2基[1] |
推進器 | 2軸 |
出力 | 16,000馬力[1] |
最大速力 | 22.7ノット[2] |
航海速力 | 20ノット[2] |
航続距離 | 1800海里[2] |
旅客定員 | 700名[2] |
乗組員 | 59名[2] |
車両搭載数 | トラック87台、乗用車128台[2] |
概要
編集西日本フェリーの第一船として神田造船所で建造され、1973年4月に神戸 - 苅田航路に就航した。 1975年3月、西日本フェリーが航路を譲渡して解散、阪九フェリーに継承され第十六阪九となり、1975年4月28日からは神戸 - 小倉航路に就航した。 ニューやまとの就航により、1983年10月16日に引退した。
その後、韓国の釜関フェリーに売却されフェリー釜関(初代)として就航した。はまゆうの就航により、関釜フェリーから移籍してフェリー釜関(初代)となった僚船の第十七阪九と交代して、1999年2月に引退した。
その後、1998年11月に海外売船され、ギリシャのミノアン・ラインズへ売却されSTAR TRAILERとして就航した。
2004年、Saos Ferriesに売却されPANAGIA KRIMNIOTISSAとして就航した。 2008年、Saos Ferriesが倒産したため、ピレウスで係船された。
設計
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船内
編集- 客室[1]
- 特等室(2名)
- 1等室(計100名)
- 特2等室(計78名)
- 2等室(計408名)
- ドライバー室(計118名)