地質時代 - 顕生代[* 1][* 2]
累代 基底年代
Mya[* 3]
顕生代 新生代 第四紀 2.58
新第三紀 23.03
古第三紀 66
中生代 白亜紀 145
ジュラ紀 201.3
三畳紀 251.902
古生代 ペルム紀 298.9
石炭紀 358.9
デボン紀 419.2
シルル紀 443.8
オルドビス紀 485.4
カンブリア紀 541
原生代 2500
太古代[* 4] 4000
冥王代 4600
  1. ^ 基底年代の数値では、この表と本文中の記述では、異なる出典によるため違う場合もある。
  2. ^ 基底年代の更新履歴
  3. ^ 百万年前
  4. ^ 「始生代」の新名称、日本地質学会が2018年7月に改訂

第一紀(だいいっき、Primary period)は、かつて提唱された地質時代区分である。

1759年イタリア地質学者ジョヴァンニ・アルドゥイノが提唱した、第一紀、第二紀第三紀の3紀(のちに第四紀が加わって4紀となった)のうち1つである。化石が出ない時代と考えられた。しかし、アルドゥイノが第一紀の岩石と主張した岩石の多くは、古生代火成岩変成岩堆積岩がほとんど含まれていなかったため、化石が出ないのは当然であった。

キリスト教的歴史観からは、ノアの大洪水以前の時代と考えられた。ただしこれは、アルドゥイノの主張ではない。また、化石の出ない時代という考えは、現在の先カンブリア時代の概念に近い物であるが、先カンブリア時代の堆積岩からは微化石微生物の化石)が発見されているため、第一紀の概念を現在の地質時代区分に当て嵌めることは出来ない。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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