竹駅
日本の島根県邑智郡美郷町にかつて存在した西日本旅客鉄道の駅
竹駅(たけえき)は、島根県邑智郡美郷町乙原竹にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線の駅[2](廃駅)である。
竹駅 | |
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ホーム(2008年7月) | |
たけ Take | |
◄木路原 (3.0 km) (2.2 km) 乙原► | |
所在地 | 島根県邑智郡美郷町乙原[1]竹695 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■三江線 |
キロ程 | 37.6 km(江津起点) |
電報略号 | タケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1][2] |
乗車人員 -統計年度- |
2人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)7月14日[1][2] |
廃止年月日 | 2018年(平成30年)4月1日[3] |
備考 |
歴史
編集年表
編集- 1958年(昭和33年)7月14日:三江北線(当時)の石見川本駅 - 乙原駅間に新設開業[2]。
- 1975年(昭和50年)8月31日:当駅を含む江津駅 - 三次駅間が全通したため三江北線が現行の三江線の一部となり、当駅もその所属となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承[4]。
- 2004年(平成16年)10月1日:美郷町成立に伴い、所在地表示が島根県邑智郡美郷町乙原竹になる。
- 2018年(平成30年)4月1日:三江線の廃線に伴い廃止[3]。
地名の由来
編集「竹」と「丈」・「岳」は同語源で、ともに「たか(高)」から来ている。この場合は、「岳」に「竹」の文字を当てたものだろうと思われる[5]。
駅構造
編集浜原方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)[1][2]。浜田鉄道部管理の無人駅で、ホーム上に待合所があるのみであった[2]。直接ホームに入る形になっていた[1]。自動券売機等の設備はなかった。
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駅全景(2008年7月、廃線前)
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駅全景(2019年9月、廃線後)
利用状況
編集近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は18人、1984年度は34人だった。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 19 |
2000 | 16 |
2001 | 13 |
2002 | 12 |
2003 | 12 |
2004 | 8 |
2005 | 8 |
2006 | 4 |
2007 | 2 |
2008 | 1 |
2009 | 0 |
2010 | 0 |
2011 | 0 |
2012 | 0 |
2013 | 0 |
2014 | 1 |
2015 | 4 |
2016 | 2 |
2017 | 2 |
駅周辺
編集小さな集落であり、平地が少ないため[1]、民家、田畑は少ない。
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g 『山陰駅旅』今井出版、2015年10月1日、248頁。ISBN 978-4-906794-90-4。
- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 59号 三次駅・備後落合駅・宇都井駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年10月6日、21頁。
- ^ a b “近年廃止された鉄軌道路線” (PDF). 国土交通省. 2019年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月2日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 33号 木次線・堺線・芸備線・呉線・可部線・福塩線・三江線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年3月7日、25頁。
- ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年
- ^ “三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説” (PDF). ぶらり三江線WEB. 三江線活性化協議会. 2016年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月14日閲覧。