東立川駐屯地

東京都にある陸上自衛隊の駐屯地
立川分屯基地から転送)

座標: 北緯35度42分22秒 東経139度25分41秒 / 北緯35.70616832025886度 東経139.42791938781738度 / 35.70616832025886; 139.42791938781738

東立川駐屯地(ひがしたちかわちゅうとんち、JGSDF Camp Higashi-Tachikawa)は、東京都立川市栄町1-2-10に所在し、防衛装備庁陸上自衛隊が共同使用している防衛省施設地理情報隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。

陸上自衛隊東立川駐屯地
位置
地図
所在地 東京都立川市栄町1-2-10
概要
駐屯地司令 地理情報隊長 兼任
主要部隊 中央情報隊地理情報隊
航空装備研究所ほか

開設年 1974年
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概要

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東立川駐屯地司令は地理情報隊長が兼務している。

本駐屯地から西に約2kmの場所に立川駐屯地(立川市緑町)がある。

航空安全管理隊入間基地[1]航空中央音楽隊府中基地へ移転し[2][3]、2023年3月16日に立川分屯基地が廃止された[3]。これにより陸上自衛隊と防衛装備庁の航空装備研究所のみが所在している。

なお、空いたスペースに防衛装備庁の次世代装備研究所[4]および海上自衛隊東京音楽隊の移転が予定されている[5][6][7]

沿革

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警察予備隊立川駐屯地

  • 1951年(昭和26年)立川駐屯地が開設。  
    ※武器補給処、通信補給処、衛生補給処、武器学校、第502測量中隊[8]
    • 5月10日:陸軍獣医資材本廠跡地に警察予備隊立川補給処が開設[9]
    • 10月3日:車両整備講習所が開設[9]
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月21日:車両整備講習所が廃止、警察予備隊総隊武器学校が新編。
    • 9月15日:総隊武器学校が土浦駐屯地に移駐。

保安隊立川駐屯地

  • 1952年(昭和27年)
  • 1953年(昭和28年)3月10日:保安隊業務学校第2分校が業務学校第4部に改称。
  • 1954年(昭和29年)1月20日:保安隊武器補給しょうが霞ヶ浦駐屯地へ移駐。

(旧)陸上自衛隊立川駐屯地

  • 1954年(昭和29年)
    • 7月1日:陸上自衛隊へ移管[11]
    • 9月10日:業務学校第4部が陸上自衛隊輸送学校に改編。輸送学校長が立川駐屯地司令に職務指定。
    • 9月25日:第101測量大隊が編成[10]
    • 9月29日:第302輸送中隊が朝霞駐屯地から移駐[12]
    • 9月30日:第303輸送中隊が朝霞駐屯地から移駐[12]

(旧)陸上自衛隊立川駐屯地・航空自衛隊立川分屯基地

陸上自衛隊小平駐屯地立川分屯地・航空自衛隊立川分屯基地

陸上自衛隊東立川駐屯地・航空自衛隊立川分屯基地

  • 1974年(昭和49年)4月11日:立川分屯地が駐屯地に昇格し、東立川駐屯地を開設[14]
  • 1982年(昭和57年)
    • 3月16日:航空安全管理隊が新編。
    • 4月6日:航空音楽隊が航空中央音楽隊に改称。
  • 1995年(平成07年)
    • 3月27日:第101測量大隊が廃止。
    • 3月28日:中央地理隊を新編。
  • 2006年(平成18年)
    • 7月31日:技術研究本部第3研究所が航空装備研究所に改組。
    • 12月15日:航空医学実験隊の総務部、第3部、第4部が入間基地に移動
  • 2007年(平成19年)
  • 2013年(平成25年)8月1日:航空自衛隊第1補給処の廃止に伴い、同補給処立川支処が第4補給処隷下に編成替え。
  • 2014年(平成26年)10月18日:東立川駐屯地創立40周年記念行事が開催。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月26日:東部方面会計隊の改編に伴い、第307会計隊が廃止され、第431会計隊東立川連絡班が設置される。
    • 10月1日:技術研究本部航空装備研究所が防衛装備庁航空装備研究所となる。
  • 2019年(平成31年)3月26日航空自衛隊第4補給処立川支処が廃止[15]。立川分屯基地司令職を第4補給処立川支処長から航空安全管理隊司令に移管。
  • 2022年(令和04年)3月14日:航空医学実験隊の第1部、第2部が入間基地へ移動[16]
  • 2023年(令和05年)1月26日:立川分屯基地閉鎖行事を開催[17]

陸上自衛隊東立川駐屯地

所在機関(防衛装備庁)

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施設等機関

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  • 航空装備研究所

駐屯部隊

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陸上総隊隷下部隊

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防衛大臣直轄部隊

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東部方面隊隷下部隊

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最寄の幹線交通

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脚注

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  1. ^ 航空自衛隊入間基地に関する令和2年度概算要求の主要事業について2019年(令和元年)8月、防衛省
  2. ^ 立川分屯基地に所在する航空中央音楽隊の府中基地への移転に向けた整備2019年(令和元年)8月、防衛省
  3. ^ a b 航空自衛隊立川分屯基地に関する令和4年度概算要求の主要事業について2021年(令和3年)9月、防衛省
  4. ^ 次世代装備研 実験棟、試験棟新設へ設計
  5. ^ 東立川(3)試験棟新設等設備設計 - 2021年09月03日登録 埼玉県・防衛省(MOD) 北関東防衛局
  6. ^ 東立川(3)試験棟新設等建築設計”. 入札情報速報サービスNJSS. 株式会社うるる (2021年7月2日). 2023年7月21日閲覧。
  7. ^ 中山みずほ [@nakayamamizuho] (2023年9月10日). "上用賀一丁目の防衛省施設が移転!?". X(旧Twitter)より2024年6月17日閲覧
  8. ^ 駐屯地(基地)の変革”. 東立川駐屯地公式ホームページ. 2020年3月14日閲覧。
  9. ^ a b c d 朝雲新聞社編集局 編『陸上自衛隊20年年表』朝雲新聞社、1971年9月20日。 
  10. ^ a b c 国立国会図書館、(1962)、『自衛隊年表』、防衛庁長官官房広報課 doi:10.11501/1708502
  11. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月21日閲覧。
  12. ^ a b 我が母校五十年誌(陸上自衛隊輸送学校)
  13. ^ a b 技術研究本部50年史I 50年のあゆみp.2
  14. ^ 自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和49年政令第110号)
  15. ^ 航空自衛隊の補給処の支処及び出張所の名称及び位置に関する告示(平成25年防衛省告示第145号)の一部を改正する告示(防衛省告示第74号)官報本紙第7474号、2019年3月26日9ページ[リンク切れ]
  16. ^ 航空医学実験隊第1部、第2部、入間基地へ移転(令和4年3月14日(火))”. 立川分屯基地ホームページ. 2022年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月19日閲覧。
  17. ^ 立川分屯基地閉鎖行事航空自衛隊立川分屯基地ホームページ
  18. ^ 防衛省発令(将補人事)(令和5年3月16日付)2023年3月16日、防衛省。同日閲覧
  19. ^ 航空安全管理隊ホームページ活動状況

関連項目

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外部リンク

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