秩父多摩甲斐国立公園

埼玉県、山梨県、長野県、東京都にまたがる国立公園

秩父多摩甲斐国立公園(ちちぶたまかいこくりつこうえん、英語: Chichibu Tama Kai National Park)は、北奥千丈岳を最高峰とする奥秩父山塊を中心とする、埼玉県山梨県長野県東京都に跨る国立公園。面積126,259ha

秩父多摩甲斐国立公園
Chichibu-Tama-Kai National Park
金峰山
指定区域
埼玉県東京都山梨県長野県にまたがる奥秩父山塊を中心とする山岳地[1]
北緯35度52分08秒 東経138度56分45秒 / 北緯35.86889度 東経138.94583度 / 35.86889; 138.94583座標: 北緯35度52分08秒 東経138度56分45秒 / 北緯35.86889度 東経138.94583度 / 35.86889; 138.94583
分類 国立公園
面積 126,259ha[2]
指定日 1950年7月10日
運営者 環境省
年来園者数 1,430万人(2010年)[3]
事務所 関東地方環境事務所
事務所所在地 330-6018
埼玉県さいたま市中央区新都心11-2
明治安田生命さいたま新都心ビル18階
公式サイト 秩父多摩甲斐国立公園(環境省)
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日本百名山に数えられる金峰山瑞牆山大菩薩嶺雲取山や、渓谷美で知られる西沢渓谷、東沢渓谷御岳昇仙峡などがよく知られる。また三峰山三峯神社)や御岳山武蔵御嶽神社)でも有名。

概要

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奥秩父山塊を中心とした埼玉、東京、山梨、長野の一都三県に跨る国立公園で、1950年(昭和25年)7月10日に国立公園に指定された。指定当初より秩父多摩国立公園の名称であったが、同公園の指定エリア126,259ヘクタール中の約37パーセント、46,834ヘクタールと最大の面積を占める山梨県の名称が冠されていないことから、名称変更の要望が山梨県により行われ、2000年(平成12年)8月10日に現在の秩父多摩甲斐国立公園に名称が変更された。

針葉樹を主体とする深い原生林と、西沢渓谷、御岳昇仙峡などの清流周辺の自然環境の美しさについて、大正から昭和にかけ活躍した登山家田部重治の著書により、緑の渓谷美としてその魅力を広く世に知らされた。

経緯

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  • 1950年7月10日 - 秩父多摩国立公園として、国立公園に指定される。
  • 1955年3月30日 - 特別地域の指定及び主な利用計画が決定される。
  • 2000年8月10日 - 秩父多摩国立公園から秩父多摩甲斐国立公園に名称が変更される。

画像

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秩父多摩甲斐国立公園の風景

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ビジターセンター

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利用者数は2008年(平成20年)[4]

センター名 設置者 所在地 利用者数(人)
三峰ビジターセンター 埼玉県 埼玉県秩父市三峰8-1 32,000
山のふるさと村ビジターセンター 東京都 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740 97,793
御岳ビジターセンター 東京都青梅市御岳山38-5 63,751
奥多摩ビジターセンター 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171-1 31,530

関連項目

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脚注

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  1. ^ 秩父多摩甲斐国立公園の区域図” (PDF). 環境省. 2012年10月6日閲覧。
  2. ^ 秩父多摩甲斐国立公園の公園紹介”. 環境省. 2012年10月6日閲覧。
  3. ^ 国立公園の利用者数(公園、年次別)” (PDF). 環境省. 2012年10月6日閲覧。
  4. ^ 環境省自然ふれあい推進室"表II-9 国立公園内ビジターセンター等利用者数"自然公園等利用者数調(2013年3月18日閲覧。)

外部リンク

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