秋山清仁
秋山 清仁 (あきやま きよひと、1994年11月19日 - ) は、東京都出身の陸上競技選手。順天高校[3]・日本体育大学を経て、2018年から愛知製鋼に所属している[1][3]。日本体育大学在学中の2016・2017年には、箱根駅伝の6区に出場したところ、2年連続で区間記録(いずれも当時)を樹立していた[4]。
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選手情報 | ||||
フルネーム | あきやま きよひと | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 中距離走・長距離走 | |||
大学 | 日本体育大学 | |||
生年月日 | 1994年11月19日(30歳) | |||
生誕地 | 東京都 | |||
身長 | 169 cm[1] | |||
体重 | 58 kg[1] | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 14分02秒47(2022年)[1] | |||
10000m | 28分55秒55(2022年)[1] | |||
ハーフマラソン | 1時間1分23秒(2022年)[1] | |||
マラソン | 2時間8分43秒(2022年)[2] | |||
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人物
編集2016年・2017年の箱根駅伝では、6区の区間記録(いずれも当時)を樹立したこと[5][6]によって、MVPに相当する「金栗四三杯」を受賞した。6区の区間記録を2年連続で達成した選手は、秋山が史上6人目である[4]。
箱根駅伝の6区は、スタート地点(芦ノ湖の湖畔)から下り坂が延々と続くことに加えて、半径の小さなカーブがコースの随所に存在する。本人が2017年の第93回大会で語ったところによれば、 「(6区で)下り(道)を走ることが、なぜか一番楽しい。技術以前に精神的なもので、気持ちが高ぶって元気になれる」とのことで、日本体育大学への入学前に順天高校の陸上競技部で指導を受けた監督からも「下りに向いている」と言われていたという[4]。なお、2017年には6区を58分1秒で駆け抜けていたが、6区の区間記録は2019年(2018年度)の第95回大会で小野田勇次(青山学院大学から出場)に更新された(小野田のタイムは57分57秒)[7]。
その一方で、日本体育大学2年時の2014年に、北海道マラソンでフルマラソンにデビュー。愛知製鋼の陸上競技部へ入部した2019年からは、ロードレースへの適性の高さを渡邉聡監督に見込まれていることを背景に、フルマラソンへ本格的に取り組んでいる。自身にとって通算3度目のフルマラソンであった2022年の福岡国際マラソン[8]では、一般扱いでの参加ながら、日本人選手内の最上位(7位)で完走。ゴールタイムは2時間8分43秒[2]で、この年から日本人最上位の完走者に贈られる「金栗四三賞」をいち早く受賞している。
記録
編集脚注
編集- ^ a b c d e f 愛知製鋼陸上競技部. "秋山 清仁 KIYOHITO AKIYAMA". 愛知製鋼. 2019年1月3日閲覧。
- ^ a b c 福岡国際マラソン (4 December 2022). "福岡国際マラソン2022 フィニッシュ地点記録". 福岡国際マラソン. 2022年12月4日閲覧。
- ^ a b "愛知製鋼 (中部地区代表)". TBSテレビ. 2019. 2019年1月3日閲覧。
- ^ a b c "下り神だ!日体大・秋山6区2年連続区間新 谷口の再来". スポーツニッポン. 4 January 2017. 2019年1月3日閲覧。>
- ^ a b "山下りの6区で日体大・秋山清仁が区間新記録". 日刊スポーツ. 3 January 2016. 2019年1月3日閲覧。
- ^ a b "6区区間記録、17年日体大・秋山の58分1秒". 読売新聞. 3 January 2018. 2019年1月3日閲覧。
- ^ "箱根駅伝 6区で青学大の小野田が区間新記録". 毎日新聞. 3 January 2019. 2019年1月3日閲覧。
- ^ "駅伝からマラソンへ!2時間8分43秒で日本人トップの28歳・秋山清仁「立てた目標を一つひとつクリアしたい」/福岡国際マラソン". 月刊陸上競技. 5 December 2022. 2023年2月24日閲覧。
- ^ a b "日体大 秋山 清仁". 読売新聞. 2017. 2019年1月3日閲覧。
- ^ "第93回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路走者一覧" (PDF). 関東学生陸上競技連盟. 2016. 2019年1月3日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 秋山清仁 (@kiyo_aichisteel) - X(旧Twitter)