福田進
日本の官僚
人物
編集1971年に大蔵省入省。同期入省者に、藤井秀人(日本政策投資銀行副社長、財務事務次官)、寺澤辰麿(横浜銀行頭取、国税庁長官)、高木祥吉(ゆうちょ銀行社長、金融庁長官)、田村義雄(クロアチア大使、環境事務次官)、志賀櫻(弁護士)、吉永國光(東和銀行会長、同行頭取)、坂井隆憲(衆議院議員)、山本幸三(衆議院議員)などがいる。
主として主税畑でキャリアを積んだ。財務省退官後、損害保険協会副会長を務め、麻生内閣の内閣官房副長官補に就任。なお、右翼活動家(防共挺身隊に関係する)福田進とは別人物。
経歴
編集学歴
編集- 1964年3月 - 奈良女子大学文学部附属中学校卒業
- 1967年3月 - 奈良女子大学文学部附属高等学校卒業
- 1971年3月 - 東京大学法学部第1類(私法コース)卒業[1]
職歴
編集- 1971年4月 - 大蔵省入省(国際金融局投資第一課)
- 1973年8月 - 大臣官房調査企画課
- 1974年7月 - 主計局法規課調査主任[2]
- 1976年7月 - 弘前税務署長
- 1977年7月 - 国際金融局短期資金課長補佐
- 1979年7月 - 理財局国債課長補佐
- 1980年7月 - 理財局国庫課長補佐
- 1981年7月 - 主計局給与課長補佐
- 1983年6月 - 主計局主計官補佐(厚生係主査)
- 1986年6月 - 大阪国税局調査部長
- 1988年6月 - 大臣官房付(コロンビア大学研究員)
- 1989年9月 - 大臣官房企画官兼主税局税制第二課
- 1990年7月 - 大臣官房参事官兼主税局
- 1991年6月 - 主計局主計官(主計局法規課)
- 1992年7月 - 主計局主計官(文部、科学技術・文化担当)
- 1993年7月 - 主税局税制第二課長
- 1994年7月 - 主税局税制第一課長
- 1995年5月 - 主税局総務課長
- 1996年7月 - 東海財務局長
- 1997年7月 - 大臣官房参事官(大臣官房担当)
- 1998年1月 - 大臣官房審議官(主税局担当)
- 2000年6月 - 東京国税局長
- 2001年7月 - 国税庁次長
- 2003年7月 - 会計センター所長兼財務総合政策研究所長
- 2004年7月 - 主税局長
- 2006年7月 - 国税庁長官
- 2007年
- 7月 - 退官
- 9月 - 社団法人日本損害保険協会副会長
- 2008年9月 - 内閣官房副長官補[3]
- 2010年 - 退官、住友信託銀行株式会社顧問
- 2012年
- 7月 - 一般財団法人日本不動産研究所顧問
- 11月 - 一般財団法人日本不動産研究所 代表理事 理事長
- 2015年 -東京海上日動火災保険監査役[4]
- 2016年 - 丸紅取締役[4]
- 2017年11月 - 一般財団法人日本不動産研究所代表理事・会長[4]
- 2019年 - 公益財団法人日本租税研究協会副会長(代表理事)[4]
- 2018年11月 - 瑞宝重光章受章
脚注
編集外部リンク
編集- 内閣官房副長官補 内閣官房副長官補 福田 進(内閣官房ホームページ内経歴)
官職 | ||
---|---|---|
先代 坂篤郎 |
内閣官房副長官補 (内政担当) 2008年 - 2010年 |
次代 佐々木豊成 |
先代 木村幸俊 |
国税庁長官 2007年 - 2008年 |
次代 牧野治郎 |
先代 大武健一郎 |
財務省主税局長 2004年 - 2006年 |
次代 石井道遠 |
先代 大武健一郎 |
国税庁次長 2001年 - 2003年 |
次代 村上喜堂 |
先代 西川和人 |
東京国税局長 2000年 - 2001年 |
次代 森田好則 |
先代 大武健一郎 |
大蔵省大臣官房審議官 (主税局担当) 大武健一郎と共同 → 木村幸俊と共同 1998年 - 2000年 |
次代 木村幸俊・竹内洋 |
先代 墳崎敏之 |
東海財務局長 1996年 - 1997年 |
次代 津田廣喜 |
先代 大武健一郎 |
大蔵省主税局総務課長 1995年 - 1996年 |
次代 木村幸俊 |
先代 宝賀寿男 |
大阪国税局調査部長 1986年 - 1988年 |
次代 金田勝年 |