福岡高速4号粕屋線(ふくおかこうそく4ごうかすやせん、Route 4 Kasuya Line)は、福岡市東区貝塚JCTから福岡市東区と糟屋郡粕屋町にまたがる福岡IC出入口へ至る福岡高速道路路線である。

福岡高速道路
福岡高速4号粕屋線
アジアハイウェイ1号線
地図
福岡高速道路と周辺高速道路のルート図。
路線延長 6.9 km
開通年 1982年 - 2002年
起点 福岡県福岡市東区 (貝塚JCT)
終点 福岡県福岡市東区(福岡IC
接続する
主な道路
記法
1号香椎線
E3九州自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
福岡高速道路4号粕屋線、松島入口付近で、粕屋方面から貝塚方面に向かって撮影

概要

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路線としての「福岡高速4号線」の概要は以下の通りである[1]

  • 区間: 福岡市東区箱崎ふ頭三丁目 - 福岡市東区蒲田三丁目
  • 延長: 6.9km
  • 事業費: 888億円(単価: 129億円/km)
  • 幅員: 17.50m
  • 工期: 1991年 - 2007年

九州自動車道福岡ICと福岡市中心部を直結する路線であり、起点側の一部を除く大半の区間が国道201号(旧・福岡東バイパス)の高架部に建設されている。本線(出入口部等除く通常時)は全線60km/h規制[1]であったが、2017年2月27日より一部区間の最高速度が80km/hに変更された[2]

全線が   アジアハイウェイ1号線の一部となっている。

路線番号

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4

接続高速道路

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出入口など

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  • 多の津出入口・粕屋出入口については並行する国道201号と接続している。
出入口番号 施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考 所在地
- 貝塚JCT 1号香椎線 0.0 福岡市
東区
401 貝塚出入口 箱崎ふ頭方面 0.9 福岡I.C・粕屋方面出入口
402 松島出入口 1.9 貝塚方面出入口
403 多の津出入口 流通センター方面 3.1 貝塚方面出入口
404 粕屋出入口 篠栗飯塚方面 5.0 貝塚方面出入口
糟屋郡
粕屋町
- 福岡IC E3九州自動車道 6.9 一般道との出入り不可
福岡市
東区

歴史

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  • 1982年昭和57年)3月27日 : 福岡高速道路の1次供用区間の一つとして貝塚出口供用開始。この時点では貝塚JCTは1号線貝塚出口のランプの一部であった[3]
  • 1983年(昭和58年)6月30日 : 貝塚入口供用開始[3]
  • 1999年平成11年)3月27日 : 9次供用区間の一つとして、貝塚JCT - 粕屋間供用開始[4][3]
  • 2000年(平成12年)11月21日 : 10次供用区間として、貝塚JCT渡り線(1号線香椎方面-4号線)供用開始[3]
  • 2002年(平成14年)3月10日 : 12次供用区間として粕屋 - 福岡IC間供用開始、全線開通[4]。九州自動車道と直結。
  • 2012年(平成24年)7月21日 : 福重JCTにおいて1号線と5号線の接続部分が開通し、環状路線が完成するのと同時に通称名が付与された。 通称名・区間は下記の通り。案内標識はすべて通称名のものに置き換えられた。
  • 2017年(平成29年)2月27日 : 安全施設の整備などで道路環境が改善されたことを受けて、福岡IC - 貝塚JCT間の規制速度を、実態に近づける方向に見直しを行い、最高速度が60km/hから80km/hに緩和された。

交通量

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24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度 平成27(2015)年度
貝塚JCT - 貝塚出入口 33,296 37,774 40,055
貝塚出入口 - 松島出入口 33,296 37,774 40,055
松島出入口 - 多の津出入口 33,296 37,774 37,140
多の津出入口 - 粕屋出入口 33,296 37,774 34,099
粕屋出入口 - 福岡IC 14,439 18,592 20,015

(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b ふくきたネットワーク 2012, p. 6.
  2. ^ 速度規制図 福岡都市高速
  3. ^ a b c d 40年史 2012, p. 18.
  4. ^ a b ふくきたネットワーク 2012, p. 14.
  5. ^ 令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 道路局 (2020年10月14日). 2021年5月12日閲覧。

参考資料

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外部リンク

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