福山牝馬特別(ふくやまひんばとくべつ)とは、福山競馬場で行われていた牝馬限定の重賞競走である。正式名称は「北陸・東海・近畿・中国地区交流 福山牝馬特別[1]

福山牝馬特別
競馬場 福山競馬場
創設 2009年2月22日
距離 ダート1600m
格付け 重賞
賞金 1着賞金200万円
出走条件 サラブレッド系4歳以上牝馬オープン・北陸・東海・近畿・中国所属
負担重量 別定重量
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概要

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中央競馬GI競走・ヴィクトリアマイルステップ競走の東海・北陸・近畿・中国地区の代表馬選定競走となっており[2]、1着馬のみ阪神牝馬ステークス福島牝馬ステークスへの出走権が与えられる。

総額賞金は280万円で、1着賞金200万円、2着賞金46万円、3着賞金18万円、4着賞金10万円、5着賞金6万円となっている。

歴史

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前身は園田競馬場で行われていた「兵庫牝馬特別」。2002年以降はアラブ系競走馬の減少に従って一時休止されていたが、2004年よりサラブレッド系限定の競走として復活した。2004年のみ姫路競馬場の1500メートルで施行。

2007年からは重賞に格上げされ[3][4]、それを期に大阪スポーツを発行する東京スポーツ関西支社から優勝杯の提供を受け、名称を「大阪スポーツ杯 兵庫牝馬特別[3]に変更した。代表馬選定競走となった2006年を第1回としている。

2009年、本競走と同じく中央競馬のGI地区代表馬選定競走である若草賞(それまで笠松で施行)、マイル争覇(それまで名古屋。施行は2010年)とともに、福山競馬場へ移設され[5]、優勝杯の提供が東京スポーツ関西支社からデイリースポーツ社に変更された。それらにともない、名称を「大阪スポーツ杯 兵庫牝馬特別」から「デイリースポーツ杯 福山牝馬特別」に変更した。2013年からデイリースポーツ社が提供から撤退し、名称を「北陸・東海・近畿・中国地区交流 福山牝馬特別」に変更した。

歴代優勝馬(兵庫牝馬特別時代)

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回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 1着賞金
2004年3月03日 ブリッジヘッド 牝4 園田 1:36.8 岩田康誠 斉藤裕 200万円
2005年1月27日 ドリームシフト 牝4 園田 1:51.6 田中学 曾和直榮 200万円
(第1回) 2006年2月08日 タイキアヴェニュー 牝6 園田 1:51.7 田中学 大石省三 280万円
第2回 2007年2月07日 チヨノドラゴン 牝4 金沢 1:52.2 前野幸一 鈴木正也 250万円
第3回 2008年2月06日 キーポケット 牝4 園田 1:51.1 田中学 吉行龍穂 200万円

歴代優勝馬(福山牝馬特別)

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回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 1着賞金
第1回 2009年2月22日 キーポケット 牝5 園田 1:46.0 板野央 吉行龍穂 250万円
第2回 2010年2月22日 キーポケット 牝6 園田 1:47.4 吉村智洋 吉行龍穂 250万円
第3回 2011年2月27日 ゴールドピアース 牝5 園田 1:47.1 木村健 荒山義則 250万円
第4回 2012年2月26日 ゴールドピアース 牝6 園田 1:46.7 木村健 荒山義則 200万円
第5回 2013年2月24日 エーシンアガペー 牝6 園田 1:44.6 田中学 橋本忠男 200万円

本競走優勝馬のヴィクトリアマイルステップ競走における成績

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施行日 競走名 馬名 性齢 所属 着順 騎手
2011年4月9日 阪神牝馬ステークス ゴールドピアース 牝5 園田 17着 木村健
2012年4月7日 阪神牝馬ステークス ゴールドピアース 牝6 園田 17着 木村健

脚注

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  1. ^ NEWS&トピックス「北陸・東海・近畿・中国地区交流 第5回福山牝馬特別」”. 福山市競馬事務局 (2013年2月18日). 2013年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月24日閲覧。
  2. ^ 今月の重賞予定 2月の重賞予定”. 地方競馬全国協会 (2012年2月29日). 2012年9月18日閲覧。
  3. ^ a b 重賞レースレポート 第2回 兵庫牝馬特別”. 兵庫県競馬組合 (2007年2月). 2012年9月18日閲覧。
  4. ^ 今月の重賞予定 2月の重賞予定”. 地方競馬全国協会 (2006年12月25日). 2012年9月18日閲覧。
  5. ^ 福山初のJRAステップ地区代表選定レース実施”. 地方競馬全国協会 (2009年2月17日). 2012年9月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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