神戸市立北神図書館
神戸市立北神図書館(こうべしりつほくしんとしょかん、英: Kobe Hokushin Municipal Library)は、兵庫県神戸市が神戸市立図書館の地域拠点館として北区の北神地域に設置している公立図書館である。
神戸市立北神図書館 Kobe Hokushin Municipal Library | |
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北神図書館が入居するエコール・リラ ショッピングセンター | |
施設情報 | |
前身 | 神戸市立北図書館北神分館 |
専門分野 |
総合 福祉・ボランティア(おきしお文庫)[1] |
事業主体 | 神戸市 |
管理運営 | 大新東グループ |
建物設計 | 槻橋修 |
延床面積 | 1321 m2 |
開館 | 2019年(平成31年)4月23日 |
所在地 |
〒651-1302 兵庫県神戸市北区藤原台中町1丁目2番2号 エコール・リラ南館4階 |
位置 | 北緯34度49分17秒 東経135度13分12.8秒 / 北緯34.82139度 東経135.220222度座標: 北緯34度49分17秒 東経135度13分12.8秒 / 北緯34.82139度 東経135.220222度 |
ISIL | JP-1002308 |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 123,449冊(2021年3月31日時点) |
貸出数 | 428,162冊(2020年度) |
来館者数 | 275,365人(2020年度) |
年運営費 | 75,868,000円(2021年度) |
条例 | 神戸市立図書館条例 |
職員数 | 16人 |
公式サイト | 神戸市:北神図書館 |
備考 | 数値は『神戸市立図書館 事業概要 令和3年度』による |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
概要
編集北区のうち北部にあたる北神地域の拠点館として設置されている。隣接する三田市や大きな図書館がない西宮市山口地域からの利用も多く、神戸市立北図書館の分館だった2004年(平成16年)の施設拡張以降、蔵書・貸出・利用者数とも北図書館本館を上回る実績を記録していた[2][3]。2012年(平成24年)に神戸市立図書館に設置された「おきしお文庫」の収集テーマは分館時代から独自のテーマを設定し、福祉・ボランティア(総合)とされている[1]。
北神地域では自動車図書館「みどり号」が域内4か所のスポットを巡回している[4]が、組織上は北神図書館ではなく神戸市立中央図書館の下に置かれている。
館内に自習室(セミナールーム)があり、近隣学校の試験前には整理券が配られる。
沿革
編集神戸市全体の約43%を占める広大な北区[5]において、20世紀末に新興住宅地として急速に発展した区北部の北神地域をカバーするため1995年(平成7年)11月に神戸市立北図書館の分館として開館した[6]。神戸市立図書館では初めて、民間の商業施設に入居する形態を採用した。2019年(平成31年)4月23日より隣接するエコール・リラ ショッピングセンター南館4階に移転し、区内で2番目の拠点館となる北神図書館に昇格した。これに伴い、延床面積も931平方メートルから1321平方メートルに拡大している。
広域貸し出し
編集神戸市では神戸隣接市・町長懇話会での個別協定に基づき神戸市と隣接する市町の住民に対しても神戸市立図書館の利用券を発行しているが、北区と隣接する三田市では長らく三田市立図書館(中央館・ウッデイタウン分館・藍分室共通)の利用券発行を区内の道場町・長尾町の居住者に限定していた。2017年(平成29年)、この運用を改めて相互貸し出しの対象を北区全域に拡大したが、北区からのインターネット予約は三田市民を優先する観点から引き続き利用不可としている[7]。
アクセス
編集周辺
編集出典
編集- ^ a b 図書館に、「おきしお文庫」ができました!
- ^ 事業概要(2016), p65
- ^ 事業概要(2016), p11
- ^ 神戸市:自動車図書館
- ^ “北区の概要”. 神戸市北区. 2012年7月1日閲覧。
- ^ 事業概要(2016), p36
- ^ “三田、神戸両市立図書館 相互利用を拡充”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2017年3月13日) 2017年5月18日閲覧。
参考文献
編集- 『神戸市立図書館 事業概要 令和3年度』
- 創元社編集部『関西図書館あんない BOOKMAP 大阪 兵庫 京都 奈良 滋賀 和歌山 専門 大学 公共』(創元社、2007年) ISBN 978-4-422-25048-9
関連項目
編集- 神戸市立新長田図書館 - 前身の北神分館と同じ年に開館した。