神取橋
宮城県の橋
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神取橋(かんどりばし)は、宮城県石巻市の旧北上川に架かる橋である。宮城県道21号河南米山線上にあり、石巻市和渕地区と石巻市桃生町神取地区を結ぶ。神取橋のすぐ北西側で旧北上川と江合川が合流している。
神取橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 宮城県石巻市和渕 |
建設 | 1965年 |
座標 | 北緯38度31分46秒 東経141度13分33秒 / 北緯38.52944度 東経141.22583度 |
構造諸元 | |
形式 | 3径間連続下路式トラスト橋+3連単純合成鈑桁橋 |
全長 | 287.1m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
歴史
編集現在の石巻市桃生町の領域はその周囲の大部分を北上川に囲まれていて、内外への出入りには渡河を必要とした。橋が架設される以前は渡し船が運航され、神取はその船場の一つだった[1]。
1931年(昭和6年)、永久橋に架け替えられた米谷の船橋が払い下げられて、これが修理の上で神取と和渕の間に神取橋として架設された[2]。しかし、この船橋は老朽化や流氷による損傷のためにしばしば取り外して修理を必要とし、特に石巻線の佳景山駅と志津川、気仙沼、登米郡方面を結ぶ路線バスの運行に支障を来たした。こうした状況から固定橋への架け替えが望まれ、1941年(昭和16年)に宮城県が県費で木橋の固定橋に架け替えた[3]。1965年(昭和40年)に現在のコンクリート塗装(鋼)の永久橋[4]に架け替えられ、6月3日の10時に桃生町と対岸の河南町の共催による橋の落成式が行われた[5]。1985年(昭和60年)には人道橋が設置された[1]。
構造
編集- 単純トラス
周辺
編集隣の橋
編集- (旧北上川上流) 豊里大橋 - 神取橋 - 天王橋(下流)
- (江合川上流) 江合川橋梁(鉄橋。JR気仙沼線) - 神取橋 - 天王橋(下流)
脚注
編集- ^ a b 『桃生町史』第4巻 諸史編314-315頁。
- ^ “MediaWiki/ja”. 2015年2月26日閲覧。
- ^ 神取橋がかかるまでの貴重な写真です。
- ^ 土木技術資料
- ^ 『河南町誌』上426・430頁。
参考文献
編集- 桃生町史編纂委員会 『桃生町史』第4巻 諸史編 桃生町、1993年。
- 河南町誌編纂委員会 『河南町誌』上 河南町、1967年。
外部リンク
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