石鎚酒造
石鎚酒造株式会社(いしづちしゅぞう)は、愛媛県西条市氷見にある日本酒メーカーである。日本酒「石鎚」で知られている。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒793-0073 愛媛県西条市氷見丙402-3 |
設立 | 1920年(創業) |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 酒造業 |
代表者 | 代表取締役社長 越智浩 |
資本金 | 13,000千円 |
売上高 | 2億80百万円(2022年6月期)[1] |
従業員数 | 13名 |
決算期 | 6月 |
外部リンク | https://www.ishizuchi.co.jp/ |
概要
編集1920年に越智恒次郎が創業した。越智家は、元々隣町の新居浜市大生院にて14代にわたった庄屋であったが、西条市氷見に移り回船問屋を経て酒造業へ転身した[2]。
1999年に杜氏の引退をきっかけに杜氏制を廃止して、当時としては珍しい蔵元一家での日本酒造りに切り替えた[3]。以来、石鎚酒造では家族を中心に役割分担を行い、酒造りを行っている[3]。
酒名である「石鎚」は、西条市の南部に位置する「石鎚山」に由来している[3]。蔵元のある西条市は石鎚山系を源とする伏流水がそこかしこで湧き出す「名水の町」として知られており、「石鎚」の仕込み水にも、石鎚山系の伏流水が使用されている[3]。
沿革
編集- 1920年 - 創業。
- 1999年 - 杜氏制を廃止して、家族中心の酒造りに切り替え。
- 2010年 - 特定非営利活動法人松実会とタイアップした純米大吟醸「松山の芸者さんがすすめるお酒」を発売[4]。
- 2012年 - 全日本空輸(ANA)の国際線ビジネスクラス機内食に「石鎚 純米吟醸 緑ラベル」が採用される(2013年5月末まで)[5]。
- 2022年 - 新銘柄「石鎚 純米大吟醸 ∫ ―INTEGRAL―(インテグラル)」を発売[6]。
- 2024年 - ユニクロが全国の老舗酒蔵と連携し、オリジナルTシャツを販売する「酒コレクションUT」の一環で石鎚酒造とのコラボTシャツを製作し販売開始[7]。
脚注
編集- ^ 愛媛の石鎚酒造 酒造DXで海外に活路 感性を数値化 調節自在に - 日本経済新聞(2022年8月26日)、2024年10月25日閲覧。
- ^ 石鎚酒造株式会社 - 西条市観光物産協会、2024年10月25日閲覧。
- ^ a b c d 愛媛の日本酒【石鎚(いしづち):石鎚酒造】家族で醸す「食中に活きる酒」 - たのしいお酒jp、2024年10月25日閲覧。
- ^ 「松山の芸者さんがすすめるお酒」石鎚酒造が発売 - 日本経済新聞(2010年9月10日)、2024年10月25日閲覧。
- ^ 全日空、四国の食材を国際線機内食で提供 - 日本経済新聞(2012年12月6日)、2024年10月25日閲覧。
- ^ 愛媛の石鎚酒造、海外富裕層向け2万円の純米大吟醸 - 日本経済新聞(2022年10月6日)、2024年10月25日閲覧。
- ^ 西条の石鎚酒造がユニクロとコラボ 日本酒Tシャツ「酒コレクションUT」でPR - 愛媛新聞(2024年2月5日)、2024年10月25日閲覧。