石道寺

滋賀県長浜市にある真言宗豊山派の寺院

石道寺(しゃくどうじ)は、滋賀県長浜市にある真言宗豊山派の寺院。山号は己高山。 作家井上靖が、小説「星と祭」の中で当寺の観音像の姿を村の若い娘に例えたことで知られる。

石道寺
石道寺(長浜市木之本町)
所在地 滋賀県長浜市木之本町石道
位置 北緯35度30分13.1秒 東経136度15分28.2秒 / 北緯35.503639度 東経136.257833度 / 35.503639; 136.257833座標: 北緯35度30分13.1秒 東経136度15分28.2秒 / 北緯35.503639度 東経136.257833度 / 35.503639; 136.257833
山号 己高山
宗派 真言宗豊山派
札所等 近江西国三十三観音霊場 第11番
法人番号 3160005004267 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

歴史

編集

旧木之本町の東方にある己高山(こだかみやま、923m)の山頂および西麓一帯には、古代から中世にかけて多くの寺院が建立され、天台系山岳信仰の聖地であった(「鶏足寺」の項も参照)。石道寺も己高山関連寺院の一つで、もとは現在地よりさらに1kmほど東の山中にあったが、大正3年(1914年)本堂を現在地に改築し、石道観音堂を合併し新石道寺が誕生した。寺は地区住民により管理されている。

文化財

編集

重要文化財

  • 木造十一面観音立像 - 像高173cm。平安時代後期の作とみられる穏やかな作風の像である。
  • 木造持国天・多聞天立像
  • 刺繍種子幡 14旒(りゅう)

交通

編集

自動車

編集

鉄道

編集