石蟹郷村

日本の岡山県阿哲郡にあった村

石蟹郷村(いしがさとそん[1] / いしがさとむら[2])は、岡山県阿哲郡にあった。現在の新見市井倉・法曽・長屋・石蟹にあたる。

いしがさとそん
石蟹郷村
廃止日 1954年6月1日
廃止理由 新設合併
新見町美穀村石蟹郷村草間村豊永村熊谷村菅生村上市町新見市
現在の自治体 新見市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
阿哲郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,308
国勢調査、1950年)
隣接自治体 草間村、美穀村、上市町、本郷村万歳村川上郡吹屋町高梁市
石蟹郷村役場
所在地 岡山県阿哲郡石蟹郷村大字井倉
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地理

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高梁川の中流右岸に位置していた[2]

歴史

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  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、哲多郡井倉村、法曽村、長屋村、石蟹村が合併して村制施行し、石蟹郷村が発足[1][2]。旧村名を継承した井倉、法曽、長屋、石蟹の4大字を編成[2]
  • 1900年(明治33年)4月1日、郡の統合により阿哲郡に所属[1][2]
  • 1954年(昭和29年)6月1日、阿哲郡新見町、美穀村、草間村、豊永村、熊谷村、菅生村、上市町と合併し、市制施行し新見市を新設して廃止された[1][2]。合併後、新見市石蟹郷町井倉・石蟹郷町法曽・石蟹郷町長屋・石蟹郷町石蟹となる。

産業

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  • 農業、工業、商業[2]
  • 産物:米、麦、牛[2]

交通

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鉄道

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高瀬舟

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明治から大正期は高梁川が重要な交通路で、1900年(明治33年)には高瀬舟は57隻となったが、上記伯備線の開通で急激に減少した[2]

脚注

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  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』51頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』104-106頁。

参考文献

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関連項目

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