石川元也
石川 元也(いしかわ もとや、1931年[1] - )は、日本の弁護士。日弁連刑事法制委員会委員長、法務省法制審議会刑事法部会委員、自由法曹団団長などを歴任した[2]。
いしかわ もとや 石川 元也 | |
---|---|
生誕 |
1931年??月??日 日本・長野県松本市 |
出身校 |
|
職業 | 弁護士 |
活動期間 | 1957年 - |
影響を受けたもの | 毛利与一 |
来歴・人物
編集長野県松本市に生まれる[1]。松本第二中学(現:長野県松本県ヶ丘高等学校)、旧制松本高等学校を経て、1954年に東京大学法学部を卒業[3][1]。学生時代にはメーデー事件で逮捕されたことがある[4]。
1957年大阪弁護士会に弁護士登録[4]。以降は証拠開示をはじめとする多くの新判例を引き出し、戦後の刑事訴訟法を憲法に基づいて実質化していく実践的な活動に尽力していく[4]。
歴任した役職
編集書籍
編集著書
編集- 『人権と民主主義の破壊に抗して』(1972年、汐文社)
- 『反転攻勢 : 国労運動45年に学ぶ』(1991年9月、大月書店)ISBN 4-272-31028-3
- 『「解同暴力糾明裁判」勝利の理由』(1995年9月、部落問題研究所)ISBN 4-8298-1046-7
- 『ともに世界を頒かつ : たたかう刑事弁護』(2001年5月、日本評論社)ISBN 4-535-51274-4
共著
編集- 石川元也、岩田研二郎、斉藤豊治『創意 : 事実と道理に即して刑事弁護六〇年余』(2020年1月、日本評論社)ISBN 978-4-535-52483-5
出典・脚注
編集- ^ a b c “石川元也|プロフィール”. HMV&BOOKS online. ローソンエンタテインメント. 2025年1月6日閲覧。
- ^ 石川元也 (2010年6月28日). “布施辰治の司法への思いに学ぶ”. WEB 市民の司法 ~裁判に憲法を!~. 市民の司法を考える. 法学館憲法研究所, 司法改革・市民フォーラム. 2025年1月6日閲覧。
- ^ 石川元也 (2006年6月). “樋口和博さんのこと”. 日本裁判官ネットワーク. 2025年1月6日閲覧。
- ^ a b c d 岩田研二郎 (2020年3月5日). “石川元也弁護士の『創意』を編集して ―― 人権弁護士の先駆者、刑事弁護の創造”. 民主法律時報. 書籍紹介. 民主法律協会. 2025年1月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g “石川 元也”. 著者紹介. 日本評論社. 2025年1月6日閲覧。