瞳をとじて (平井堅の曲)
2004年平井堅のシングル曲
「瞳をとじて」(ひとみをとじて)は、平井堅の楽曲である。2004年4月28日にデフスターレコーズより20枚目のシングルとして発売された。
「瞳をとじて」 | ||||||||||||||||
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平井堅 の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『SENTIMENTALovers』 | ||||||||||||||||
B面 | DESPERADO | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | デフスターレコーズ | |||||||||||||||
プロデュース | 平井堅 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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平井堅 シングル 年表 | ||||||||||||||||
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解説
編集表題曲「瞳をとじて」は、東宝映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として書き下ろされた楽曲[7]。自身初となる映画の主題歌。主人公サクの高校時代の恋人アキの最期のメッセージへの"アンサーソング"とするべく自ら作詞作曲を手掛けた[8]。PVには女優の奥田恵梨華が出演している[9]。
オリコンシングルチャートでは5月10日付での2位が最高位であった[注 1]が、累計出荷枚数は100万枚を記録し、2004年度の年間チャート1位を獲得した[10]。
平井はこの曲で2004年度の『NHK紅白歌合戦』に3年連続(通算4度目)の出場を果たし、白組のトリの一つ前(全体の53番目)に披露した。ちなみに、翌2005年にNHKが実施した紅白出場者選考アンケート「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」では白組6位にランクインした[注 2]。
カップリング曲「DESPERADO」はアメリカのバンド、イーグルスの1973年リリースの2ndアルバム『ならず者(Desperado)』タイトル曲のカバー。「キリンラガービール クラシックラガー」CMソングに使用され、本人もCMに出演した。
収録曲
編集# | タイトル | 作詞・作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「瞳をとじて」 | 平井堅 | 亀田誠治 | |
2. | 「DESPERADO」 | Don Henley、Glenn Frey | 鈴木大 | |
3. | 「瞳をとじて」(less vocal) | |||
合計時間: |
主な記録
編集- プラネットチャートでは、ORANGE RANGEの『花』に次いで、2004年度の年間売上ランキング2位。
- 『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)の2004年度年間パーフェクトランキング1位。
- 『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』の2004年度年間ランキング1位(最高位3位)。
- オリコン年間チャート史上初となる、映画タイアップ曲の年間1位獲得。
- オリコン年間チャートおける男性ソロ・アーティストのシングル年間1位獲得は、小田和正『Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』以来13年ぶりで、史上8人目。
- オリコン首位未獲得曲での年間1位は、1987年度の瀬川瑛子『命くれない』(最高位6位)以来17年ぶりで、史上4作目(ポップス系では初)。
主なカバー
編集日本
編集- 2007年
- 2008年
- ameji - アルバム『LOVE STORIES』に収録。
- 中村あゆみ - カバーアルバム『VOICE』に収録。
- 布施明 - カバーアルバム『Ballade』に収録。
- 杏里 - カバーアルバム『tears of anri 2』に収録。
- 2009年
- 2012年
- 2013年
- クリス・ハート - カバーアルバム『Heart Song』に収録。
- 絢香 - カバーアルバム『遊音倶楽部 〜1st grade〜』に収録。
- 2014年
- 2015年
- 2018年
- May J. - カバーアルバム『Cinema Song Covers』に収録[12]。
- 2021年
- Crystal Kay - カバーアルバム『I SING』に収録 [13]。
- 2023年
- 柴咲コウ - カバーアルバム『ACTOR'S THE BEST ~Melodies of Screens~』に収録。
日本以外
編集- 香港では、歌手のチェン・チョン・ケイ(郑中基)が「閉目入神」(拼音: bai3 muk6 jap6 san4)
- 台湾では、歌手のクリス・ユー(游鴻明)が「我可以」(拼音: Wŏkĕyǐ)というタイトルでカバーした。惣領冬実原作コミックの台湾ドラマ「戦神〜MARS〜」挿入歌。
- 韓国では最初に歌手のチョン・ジェウクがカバーし(このときの韓国語タイトルは「そっと瞳をとじて」)、その後「世界の中心で、愛をさけぶ」の韓国リメイク版の「僕の、世界の中心は、君だ。」に主演しているチャ・テヒョンが韓国語でカバーしている。
- パク・ヨンハが、2005年に自身のミニアルバム『sometime』にてカバーした。
- アメリカのデビー・ギブソン(Debbie Gibson) は、2010年に J-POP の男性ボーカル曲をカバーしたアルバム『MS.VOCALIST』に英語版を収録。
その他
編集- 『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)内のコーナー『県の中心で愛を叫ぶ』(映画のパロディ)というコーナーにて、「瞳をとじて」が使用されている。
脚注
編集注釈
編集- ^ 1位は宇多田ヒカルの『誰かの願いが叶うころ』
- ^ ただし、平井は2005年度は出場していない
出典
編集- ^ 「Gold Album+...認定 2004年7月度」『The Record』第538号、日本レコード協会、2004年9月10日、14頁。
- ^ 「GOLD DISC 2017年4月度」『The Record』第691号、日本レコード協会、2017年6月12日、14頁。
- ^ 「GOLD DISC 2012年7月度」『The Record』第634号、日本レコード協会、2012年9月10日、14頁。
- ^ 「レコード協会調べ 有料音楽配信認定(「着うた(R)」他)公表スタート」『The Record』第563号、日本レコード協会、2006年10月10日、5頁。
- ^ “瞳をとじて/平井堅”. ORICON STYLE. オリコン. 2006年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月30日閲覧。
- ^ “邦楽シングル 年間ランキング”. ORICON STYLE. オリコン. 2005年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月30日閲覧。
- ^ “平井堅、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のために主題歌を書き下ろす”. BARKS (2004年4月15日). 2021年7月1日閲覧。
- ^ “世界の中心で、愛をさけぶ”. 東宝WEB SITE. 2021年7月1日閲覧。
- ^ “奥田恵梨華のプロフィール”. スターダストプロモーション制作3部. 2021年7月12日閲覧。
- ^ “平井堅、全シングル収録の初ベストアルバムが発売決定!”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2005年9月8日). オリジナルの2005年12月24日時点におけるアーカイブ。 2020年9月29日閲覧。
- ^ “音楽史上初 宝塚歌劇団OGによるJ-POPカバーアルバムがリリース決定”. シアターガイド (有限会社モーニングデスク). (2014年11月21日). オリジナルの2014年12月5日時点におけるアーカイブ。 2020年9月29日閲覧。
- ^ “瞳をとじて”. May J. 公式ブログ (2019年4月29日). 2021年7月1日閲覧。
- ^ “Crystal Kay、初のカバーアルバムは『I SING』”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2021年2月12日) 2022年1月15日閲覧。